今に生きるセイコー クオーツアストロンの偉業

FEATURE本誌記事
2019.10.04

クォーツウォッチ開発の歴史

※太字はセイコー関連

1952年 エルジン社(米)、リップ社(仏)がテンプ式の接点型電池時計の開発発表
1953年 ブローバ社(米)が音叉式ウォッチの特許申請
1956年 アート社がトランジスタを時計に使用する構想を発表
1957年 ハミルトン社(米)がテンプ駆動式電池腕時計の開発に成功、量産開始
1958年 精工舎が放送局用に水晶時計を完成
1959年 諏訪精工舎「59Aプロジェクト」開始。次世代ウォッチ開発正式スタート
1960年 ブローバが音叉式電子腕時計「アキュトロン」発売)
1962年 スイスのRené Le CoultreがCEHを創設
1964年 卓上型クォーツ時計、セイコー クリスタルクロノメーター発売
1967年 諏訪精工舎の水晶式懐中時計がスイス・ヌーシャテル天文台のコンクールで上位独占
同コンクールの水晶式腕時計部門にはCEHと諏訪精工舎が出展
1968年 諏訪精工舎製がアンクル駆動式電池腕時計「31EL」を発売
音叉の研究をやめ、水晶に特化し、1年以内の商品化を目指す
1969年 12月25日、服部時計店が水晶式腕時計「セイコークオーツアストロン 35SQ」を発表、世界で初めて販売開始
1970年 セイコーはクォーツウォッチ量産開始を決定
1971年 セイコーからカレンダー付き35SQC発売
1972年 セイコーが世界初のレディスウォッチ03SQを商品化
1973年 セイコーから世界初の6桁LCD表示液晶デジタルウオッチ発売
1982年 クォーツウォッチが世界での生産高で50%を超える