BTS(防弾少年団)のメンバーRMが選ぶG-SHOCKとは? 実はパテック フィリップやロレックスも所有する時計マニア

LIFEセレブウォッチ・ハンティング
2022.11.11

世界のセレブたちがどんな時計を着けているのか、ワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は時計をファッションの一部として楽しむBTSメンバーの中でも高級モデルを所有するRMが愛用するG-SHOCKを紹介する。

沼本有佳子:文
Text by Yukaco Numamoto
2021年9月3日掲載記事


BTS(防弾少年団)でリーダーとラップパートを務めるRM

BTS RM

Photograph by The Chosunilbo JNS / Getty Images
1994年生まれの26歳であるRMは今世界で最も勢いのある男性グループのひとつ、BTSのリーダーだ。小学生の頃からヒップホップに傾倒しており、グループではラップパートを担当する。掲載写真で着用しているG-SHOCKの他にも、プライベートではパテック フィリップやロレックスといった高級時計を着けている姿が目撃されている。写真は3rdアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear」のリリースに際して行われた記者会見での模様だ。

 もはやK-POPという枠には収まらないワールドワイドなアーティストとして世界中から高い評価を受けるBTS(防弾少年団)。そのBTSでリーダーを務めるのがRM(本名:キム・ナムジュン)だ。パテック フィリップの18KYG製ノーチラスやロレックスのPt製オイスター パーペチュアル デイデイトなど多くの高級時計を所有するRMだが、今回はそんな彼の豊富なコレクションから特に移動時やオフタイムで着用率が高いフルメタルG-SHOCKこと「GMW-B5000D-1JF」に着目したい。


G-SHOCK「GMW-B5000D-1JF」

フルメタル G-SHOCK

移動時などのカジュアルな装いの時に着用することが多いというRMのGMW-B5000D-1JF。世界中を飛び回るハードなスケジュールにも耐えられ、スタイリッシュな雰囲気も壊さない彼らしさが感じられるセレクトだ。

 RMはじっくりと考えながらテーマに沿ってアイディアを練っていくタイプだ。グループの大黒柱として、ミュージックビデオや衣装のイメージ作りにおいてもアイディアを多く出し、そして生かされている。そんなRMなだけに、自己表現の一種としてファッションにも気を遣っていることは容易に想像できる。G-SHOCKのGMW-B5000D-1JFを実用性とファッション性を兼ね備えつつも、芯の強い自分を表現するに相応しいタイムピースとして選んでいるのではないか。

 1983年にデビューしたG-SHOCKの初号機である「DW-5000C」を現代に受け継ぐORIGINシリーズ。壊れない時計という当時の常識では考えられない発想が生み出した象徴的なスクエアデザインを忠実に守っている。そんなORIGINシリーズの中で、フルメタル化を実現したのが「GMW-B5000D-1JF」もラインナップされるGMW-B5000シリーズだ。

デビューから3年以上にわたって根強い人気を誇るフルメタルG-SHOCK

 硬質なステンレススティール素材のメタルベゼルと本体ケース部の間にファインレジン緩衝体を挟むという新たな耐衝撃構造により、ヘッドをフルメタル化した本シリーズ。それだけではなく、スマートフォンリンクをはじめとした先進機能も搭載している。任意で地点を登録すれば専用アプリと連動してオリジナルの地図を作ることもできる。RMであればツアーを行った都市を次々と記録していくことも可能だ。

GMW-B5000D-1JF

G-SHOCK「GMW-B5000D-1JF」
タフソーラー。SS(縦49.3×横43.2mm、厚さ13mm)。20気圧防水。フル充電からソーラー発電なし状態での駆動時間約10カ月(パワーセービング状態の場合約22カ月)。6万6000円(税込み)。

 初号機の原点から決してぶれず、かつ洗練された仕上がりを持つGMW-B5000D-1JFは未だ高い人気を誇っており、発売から3年以上が経っても品薄状態が続いている店舗もあるという。35年の時を経ても守るべき伝統は守り、取り入れる先進技術は積極的に取り入れるものづくりの姿勢は、BTSの快進撃に重なり合う部分がある。