2023年 チューダーの新作時計まとめ

ブラックベイ GMT

　チューダーは「ブラックベイ GMT」にバーガンディーとブルーのベゼルを備える新作を追加した。従来のストイックな印象のブラックダイアルモデルに加え、エレガントなテイストを持つ本作が追加されたこととなる。

　ブルーとレッドのベゼルを備えるGMTウォッチは、民間航空機パイロットに向けて製作されてきた歴史を持ち、本作にもその系譜が感じられる。それらのパイロットウォッチではブラックダイアルが多く採用されてきたが、これに対して本作はホワイトに見えるオパラインダイアルを備える。

これは、完全な白ではなく、かすかにシルバー味を帯びたものだ。また、ガルバニック処理により、ダイアルにホワイトグレーのマット仕上げが施され、マーカーの周囲は落ち着いた色味にすることでコントラストが生み出されている。

　ムーブメントはGMT表示機能を備えるMT5652を搭載する。これは、パワーリザーブ約70時間を備えるほか、腕時計として組み上げられた後に精度試験が行われており、性能面で申し分ない。3列リンクブレスレットの他、ジャガード織のファブリックストラップモデルも用意される。

チューダー「ロイヤル」

　チューダーはインテグレイテッドブレスレットとノッチドベゼルが特徴の「ロイヤル」に、サーモンピンクダイアルとチョコレートブラウンダイアルモデルを追加した。ダイアルカラーとサイズ、ディテール違いと種々用意され、16バリエーションが追加されている。

　サーモンダイアルはSSケースおよびSSベゼルと組み合わされ、ローマンインデックスもしくは、ダイヤモンドがセットされたバリエーションが用意される。それぞれのインデックスのバリエーションに、ケースサイズ28mm、34mm、38mm（いずれもデイトモデル）、41mm（デイデイトモデル）が用意される。

　チョコレートブラウンダイアルは、18KYGベゼルと組み合わされる。ローマンインデックスもしくは、ダイヤモンドがセットされたバリエーションが用意される。こちらも同様に、それぞれのインデックスのバリエーションに、ケースサイズ28mm、34mm、38mm（いずれもデイトモデル）、41mm（デイデイトモデル）が用意される。