アーミン・シュトロームは、コンスタントフォース・バレルという機構を持った腕時計、「グラヴィティ・イークォル・フォース」の新作を発表した。新色となるパープルカラーのカリ・ヴティライネン製のギョーシェ彫りの文字盤に、この機構のための特徴的な3本のブリッジが目に入る腕時計だ。年間25本の限定発売を予定している。

パープルカラー文字盤でコンスタントフォース・バレル機構の動作を見て楽しめる
「グラヴィティ・イークォル・フォース」は2019年に発表されたモデルだ。懐中時計から着想を得た3本のブリッジが文字盤上に配され、本作の特徴である機構、コンスタントフォース・バレルがその内の1本のブリッジの奥に備えられている。

腕時計は、主ゼンマイが解けるときの力を定力化することで精度向上を目指した機構だ。主ゼンマイは巻き始め、巻き終わりといった巻き上げ具合ごとに出力は異なってしまう。この変化が時計の進みや遅れの原因になる。
コンスタントフォース・バレルは主ゼンマイが一定の出力だけが出るように工夫した機構だ。その仕組みはひとことで言えば、力の過不足分を断ち切ってしまうところにある。主ゼンマイが安定した力を出力できる範囲でのみ巻き上げられるようにし、なおかつ、巻き上げ不足で一定の出力を保てなくなった場合には、輪列への動力伝達を止めるというものだ。

自動巻き(Cal.ASB19)。28石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径41mm、厚さ12.65mm)。3気圧防水。世界限定 年間25本。500万5000円(税込み)。
文字盤に用いられたパープルは、アーミン・シュトロームに初めて用いられたカラーだ。カリ・ヴティライネン製のギョーシェ彫り文字盤には3D PVDが施されており、光を反射する仕上げだ。サファイアクリスタル製の小さなオフセンターダイアルの下には輪列があり、時間を確認しながら歯車の動きを見て楽しむことができる。年間25本の限定発売の腕時計だ。

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