1950 年代のカレンダーウォッチのプッシュボタンを再現した、NAOYA HIDA & Co. 初の永久カレンダー「NH TYPE 6A」

2025.05.14

世界中の目利きに支持されている NAOYA HIDA & Co. が年に一度だけ新作を発表し、同時に抽選販売を行う。2025 年度に製造されるのは、新作の「NH TYPE 6A」「NH TYPE 3B-3」及び「NH TYPE 5A-1」の3 種類と、昨年から製造を継続する「NH TYPE 1D」、「NH TYPE 1D-2」、「NH TYPE 1D-3」、「NH TYPE 3B」、「NH TYPE 3B-1」、「NH TYPE 4A」、「NH TYPE 4A-1」そして「NH TYPE 5A」の 8 種類の合計 11 種類である。また、新作の D バックルとして全長 40mm サイズと 45mm サイズの 2 種類を製造する。これらの時計、および D バックルは下記のチャンネルで販売される予定だ。公式 WEB 経由:2025年5月19日(月)日本時間 10:00 〜 5月22日(木)日本時間 10:00。https://naoyahidawatch.com/

初の永久カレンダーを搭載した
NAOYA HIDA & CO.「NH TYPE 6A」

NH TYPE 6A

NAOYA HIDA & CO.「NH TYPE 6A」
手巻き(Cal.3025PC)。19石。2万8800振動/ 時。パワーリザーブ約45時間。カーブド・サファイヤ・クリスタル(両面無反射加工)風防。シースルーケースバック。手彫りのインデックスはカシュー(合成漆)によって墨入れ。904L SSケース(直径37mm、厚さ11.5mm)。5気圧防水。約10本限定。825万円(税込み)。2025年には10個程度が製造される予定。

特徴的なプッシュボタン

NH TYPE 6A

ミドルケースに穿たれたプッシュピースは2mm程度飛び出したデザインだが、実際はプッシュピンで押し込んで針を動かすタイプだ。1950年代のカレンダーウォッチに見られた意匠で、現在では同様の手法を採用しているブランドはほぼ見当たらない。

 「NH TYPE 6A」は Naoya Hida & Co. 初の永久カレンダーを搭載した時計である。創設者 飛田直哉にとって夢の1つであった永久カレンダーを、Habring 2 とデュボア・デプラ社の協力を得て実現した。時計師 藤田耕介はオーストリアにある Habring 2 の工房に赴き、マリア・ハブリングとリチャード・ハブリングのもとを訪れ、新ムーブメントCal.3025PC を完成させた。

注目すべきディテール

  • NH TYPE 6A

    文字盤素材には初めて変色しづらいとされるアルゲンティウム・シルバーを採用。

  • NH TYPE 6A

    ローマン・インデックス、日付、曜日、月、閏年を表すインダイヤルはすべて彫金師 加納圭介による手彫り。視認性を求めて全て異なる形状の針を使用。

  • NH TYPE 6A

    イエロー・ゴールド(18KWG)製の長短針で分針の先端は手作業によって秒目盛りと一致するよう曲げ加工。

  • NH TYPE 6A

    Habring 2とデュボア・デプラ社の協力を得て実現した永久カレンダー。同心円を描くコリマソナージュ仕上げは同ブランドの特徴。

  • NH TYPE 6A

    心地よい巻き心地を追求した独自のコハゼとコハゼバネを搭載。

  • NH TYPE 6A

    ヴィンテージの風防を思わせるカーブしたドーム形状アクリル。

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Contact info:NH WATCH https://naoyahidawatch.com/


NAOYA HIDA & CO.「NH TYPE 1D-3」「NH TYPE 5A」。新コレクションと初の取り組みが届ける新たな感動

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