H.モーザーは、「3つの異なる技術、ひとつの色彩が持つエネルギー」をコンセプトに、鮮やかなターコイズブルーと明るいオレンジの大胆なコーディネートが特徴の3針モデル2種、トゥールビヨンモデル1種、オフセットした時分ダイアルを持つシリンドリカル トゥールビヨンモデル1種の計4種からなる「パイオニア スパイスドアクア」を発表した。インデックスを排するなどシンプルなデザインに、大胆なカラーリングが組み合わさって、身に着けられるアート作品のような仕上がりである。
大胆なカラーリングの「パイオニア スパイスドアクア」が登場
H.モーザーは、大胆なカラーコーディネートの「パイオニア スパイスドアクア」4モデルを発表した。コンセプトは「3つの異なる技術、ひとつの色彩が持つエネルギー」であり、2型が3針モデル、ひとつはトゥールビヨンモデル、残るひとつはオフセットした時分ダイアルを持つシリンドリカル トゥールビヨンモデルの計4型、3種類のムーブメントを、鮮やかなターコイズブルーと明るいオレンジの大胆なコーディネートが包む点が特徴である。
身に着けられるアート作品のようなデザイン
本作は、身に着けられるアート作品のように、時計そのものの存在感を主張するデザインとなっており、時計の存在意義を感じさせる仕上がりである。また、ターコイズブルーとオレンジの組み合わせはトロピカルカクテルを思わせるカラーコーディネートだ。
いずれのモデルもステンレススチール製ケースを採用し、12気圧防水を備える。また、いずれにも、テーマとなるカラー、あるいはそのカラーを引き立てるホワイトのラバーストラップが組み合わされる。
ケースの仕上げとカラーリングの異なる2種類の3針モデル
自動巻きムーブメントのCal.HMC 201を搭載する3針モデルは、インデックスを持たないターコイズブルー文字盤に、オレンジの時分針と文字盤外周の装飾を持つデザインである。そのバリエーションの一方には、ホワイトのラバーストラップが組み合わされる。もう一方のケースにはブラックDLCが施され、オレンジのラバーストラップが組み合わされる。

自動巻き(Cal.HMC 201)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42.8mm、厚さ12.0mm)。12気圧防水。259万6000円(税込み)。2025年8月 日本入荷予定。

自動巻き(Cal.HMC 201)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS+ブラックDLCケース(直径42.8mm、厚さ12.0mm)。12気圧防水。286万円(税込み)。2025年8月 日本入荷予定。
ケージの作動に視線を集めるトゥールビヨンモデル
自動巻きのトゥールビヨンムーブメントのCall.HMC 805を搭載するトゥールビヨンモデルもインデックスを持たないデザインで、6時位置に配されたトゥールビヨンのケージに視線を集めるようなデザインである点が特徴である。
トゥールビヨンに負けないほどの存在感のあるオレンジの文字盤に、ターコイズブルーのラバーストラップが組み合わされる。

自動巻き(Cal.HMC 805)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径40.0mm、厚さ12.0mm)。12気圧防水。893万2000円(税込み)。2025年8月 日本入荷予定。
デザイン性の高いスケルトナイズが施されたシリンドリカル トゥールビヨンモデル
自動巻きムーブメントのCal.HMC 811は、有機的でシンメトリーな構造のスケルトナイズが施されたムーブメントで、12時位置のオフセットされた時分表示、6時位置のシリンドリカル トゥールビヨンによって、ムーブメントやケース、文字盤が一体となってデザインを構成するモデルである。
シリンドリカル トゥールビヨンとは、円筒型ヒゲゼンマイを採用し、立体的でボリューム感のあるケージが特徴の機構である。スケルトナイズされたムーブメントとの組み合わせにより、どの方向からでも機構を存分に鑑賞可能であることが魅力となっている。
時分表示は、オレンジをベースにターコイズブルーの時分針とインデックスを組み合わせたコントラストの高い仕上がりで、ターコイズブルーのラバーストラップが組み合わされる。

自動巻き(Cal.HMC 811)。28石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42.8mm、厚さ15.3mm)。12気圧防水。1413万5000円(税込み)。2025年8月 日本入荷予定。