時計の好事家を中心に注目を集め、成功を収めているマイクロブランド、ローマン・ゴティエ。創業20周年を迎えた2025年、時計ユーザーがブランドの世界観を深く知ることのできるエキシビションを東京で開催する。期間は8月29日(金)〜同月31日(日)まで。日程によって公式WEBサイト(https://romaingauthier.jp/exhibition25/)またはタカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋のローマン・ゴティエコーナーにて、事前予約が必要となる。
東京・日本橋で「ローマン・ゴティエ Tokyo エキシビション 2025」が開催
スイスのジュウ渓谷に、本社および自社工房を置くローマン・ゴティエ。精密機械の設計者であり、フィリップ・デュフォーの下で時計づくりを学んだ同名の創業者によって、2005年に設立された。同ブランドが手掛ける腕時計はユニークな構造や意匠を有するとともに、外装およびムーブメントに極めて優れた仕上げが施されており、時計の好事家を中心に高い注目を集め、近年時計市場でプレゼンスを高めるマイクロメゾンの中でも目立った成功を収めている。
そんなローマン・ゴティエの創業20周年となる今年、このブランドのこれまでの軌跡を振り返り、ブランドの世界をさらに深く知ることのできる「ローマン・ゴティエ Tokyo エキシビション 2025」が、東京・日本橋で開催される。期間中は創業者のローマン・ゴティエも来日し、会場でユーザーを出迎える。
概要
期間:8月29日(金)~ 8月31日(日)
時間:10時〜18時の間で2時間ごとの枠での予約制※29日は20時まで
会場:日本橋ホール(〒103-0027 東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング9階)
予約方法
期間中、2時間ごとの時間枠が設けられており、来場希望者はその時間枠ごとに事前予約が必要となる。また、予約方法は日程によって異なるので、注意が必要だ。
8月29日または31日の来場希望者は、ローマン・ゴティエの日本公式サイトから予約しよう。
予約ページ:https://romaingauthier.jp/exhibition25/
30日の来場希望者は、タカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋のローマン・ゴティエコーナーに直接問い合わせる必要がある。電話番号は03-3211-4111である。
※会場の都合上、各時間枠いずれも受付人数に限りあり。
ローマン・ゴティエの世界観に浸る
ローマン・ゴティエはブランド立ち上げの2年後にあたる2007年のバーゼルワールドで、初の作品となる「プレステージ HM」を発表。その後、2010年の「プレステージ HMS」、2013年の「ロジカル・ワン」、2017年の「インサイト・マクロローター」、2020年の「インサイト・マクロローター スケルトン」、そして2021年の「C by ローマン・ゴティエ」に至るまで、名作の数々を世に送り出してきた。今回のエキシビションでは、そんなブランドの軌跡を振り返る機会が設けられた。会場にレガシーとなった貴重な生産終了モデルや、現行コレクションが展示されるのだ。
また、ローマン・ゴティエの成功の大きな要因のひとつである、緻密な製造技術の紹介にも注目したい。ゴティエの専門分野である精密機械工学から誕生する、高い加工精度の部品製造や4つのプロセスを経て行われる、手作業による面取り技術、そして自社工房内でのグラン フー エナメルなどなど……こういったハイレベルな職人技をはじめとした技術の数々が紹介されるとのことだ。
さらに、前述の通り、ローマン・ゴティエ本人が来日。会場で展示について説明をするというので、時計愛好家やローマン・ゴティエのファンのみならず、スイスの時計づくりに興味を持つユーザーは直接の交流を楽しみたい。
Contact info: スイスプライムブランズ Tel.03-6226-4650
イベントページ:https://romaingauthier.jp/exhibition25/