アーミン・シュトロームより、新作「オービット ライムグリーン」と「オービット アイスブルー」が発表された。本作は、ユニークな日付表示機構と鮮やかなフュメダイアルを特徴とした数量限定モデルだ。
アーミン・シュトロームの独創性と技術が宿る「オービット」に、新作登場
アーミン・シュトローム「オービット」に、新作「オービット ライムグリーン」と「オービット アイスブルー」が加わった。オービット特有のユニークな日付表示機構コラムホイール・デイトと、ライムグリーンまたはアイスブルーのフュメダイアルを特徴とする数量限定モデルだ。

ユニークな日付表示機構を搭載した「オービット」に、2種の新作が登場。グラデーションが鮮やかなフュメダイアルを採用する。自動巻き(Cal.ASS20)。30石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約65時間。SSケース(直径43.4mm、厚さ12.6mm)。5気圧防水。世界限定20本。予価715万円(税込み)。
オフセットされたダイアルには、スモールセコンドが配されている。コラムホイールや香箱など、内部を鑑賞できる構造も魅力だ。自動巻き(Cal.ASS20)。30石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約65時間。SSケース(直径43.4mm、厚さ12.6mm)。5気圧防水。世界限定20本。予価715万円(税込み)。
オービットは、2022年に発表された独自の日付表示機構を備えたモデルである。ベゼル上には1から31までを表す目盛りが配され、センターに取り付けられた針がそれらを指し示すことで日付を表す。驚くべきは、日付表示機構をオンオフに切り替えることができる点にある。機構が起動していない状態では、センターの針は常に12時を指しているが、ケースサイドのプッシュボタンを押下することで針が回転し、正しい日付を表示する。もう一度プッシュボタンを押すと、再度針が12時に戻るという仕組みだ。これは、10時位置に見えるコラムホイールやレバーを用いて実現したものである。
オフセットされたダイアルによって、ムーブメントの機構を視覚的に楽しむことができるのも魅力だ。3時側には3本のフィンガーブリッジが並び、マイクロローターや特許を取得したイークォル・フォース・バレルを支えている。各パーツは同社の自社工房において、職人の手作業で磨き上げられ、アングラージュ、ペルラージュ、サーキュラーグレインなどの伝統的な仕上げを鑑賞することが可能だ。
ブレスレットと一体化したデザインのケースは、ステンレススティール製。シャープなエッジの際立ったデザインが、スポーティな印象をもたらしている。ベゼルインサートはセラミックス製だ。
