クロノスイスが「オーパス」誕生30周年を祝う「オーパス クロノグラフ パープルレイン」を発表

2025.08.27

クロノスイスは、創業者ゲルト・R・ラングによってクロノグラフの概念を再定義した名作「オーパス」の誕生30周年を記念した「オーパス クロノグラフ パープルレイン」を発表した。ケースは、パープルで鮮やかに彩られたチタン製であり、文字盤とムーブメントにはオーパスの代名詞となったオープンワークが施され、クロノグラフの機構を堪能できる仕上がりである。

クロノスイス「オーパス クロノグラフ パープルレイン」

クロノスイスのアイコンの「オーパス」誕生30周年を祝う新作の「オーパス クロノグラフ パープルレイン」。ケースや文字盤をパープルに仕上げるだけでなく、UV光が当たるとパープルに変化するストラップが組み合わされている。


クロノスイスのアイコンである「オーパス」

 初出が1995年のオーパスは、クロノスイスの創業者であるゲルト・R・ラングが、機能的な実用性を重視したそれまでの伝統的なクロノグラフのスタイリングを見直し、再定義するものとして発表されたモデルである。

 オーパスは、それまでのクロノグラフのイメージを変えるものとしてたちまち人気を集め、クロノスイスを代表するモデルへと成長し、現代の独立系時計製造の方向性を決定づけるアイコンとしての地位を確立。誕生30周年となる現在でも人気モデルとなっている。


鮮やかなパープルを採用した30周年記念モデル

 オーパスは、スケルトンデザインを採用することでムーブメントの構造や作動を見えるようにし、外装のデザインと調和させた点が特徴であった。これにより、オーパスのクロノグラフは単なる機能的なツールではなく、存在感のある芸術品としての一面も持つようになった。

 オーパスの30周年を記念して発表された「オーパス クロノグラフ パープルレイン」は、オーパスの伝統を受け継いだスケルトンデザインの限定モデルである。従来モデルのスタイリングを引き継ぐケースは丸みのあるラウンド型で、クロノスイスの象徴であるオニオン型リュウズが組み合わされ、クラシカルなテイストにまとめられている。

クロノスイス「オーパス クロノグラフ パープルレイン」

クロノスイス「オーパス クロノグラフ パープルレイン」Ref.CH-7548T.1S-PU
自動巻き(Cal.C.741S)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。Tiケース(直径41.0mm、厚さ14.8mm)。10気圧防水。世界限定30本。319万円(税込み)。

 本作の注目は、グレード5のチタン製で軽量な仕立てのケースを、パープルに彩った点である。鮮やかでありながら明度を抑えてシックさも備えたカラーに調色されており、ケース以外にも文字盤やバックル、自動巻き部の回転錘にも同色のパープルを用いてトータルコーディネートが図られている。

 さらに、組み合わされるホワイトのストラップは、パープルのステッチと裏革が用いられているだけでなく、UV光に反応してホワイトからパープルに変化することで視覚的に楽しませてくれる仕上がりだ。


Contact info: 栄光時計 Tel.03-3837-0783


クロノスイスがレギュレーター表示の「ストライク・ツー」にふたつの新作モデルを追加

NEWS

クロノスイスが蛇からインスピレーションを受けた「レセック マニュファクチュール スネーク」を発表

NEWS

2025年 クロノスイスの新作時計を一挙紹介!

FEATURES