ブルガリは、色彩表現における卓越したサヴォアフェールを表現するふたつの新たなハイジュエリーコレクションを発表した。ひとつは、トルマリンの多様な個性に着目したハイジュエリーカプセルコレクションで、「カラージャーニー」シリーズの最新作にあたる。もうひとつは、大胆かつ他に類を見ない色彩へのアプローチを見せる「ブルガリ カラー」である。

トルマリンに敬意を表したハイジュエリー
ブルガリは、大胆な色使いを特徴とする「カラージャーニー」シリーズの最終章として、30点以上のハイジュエリーで構成されるカプセルコレクションを発表した。本コレクションの主役は、シンハラ語の「turamali(万色の石)」に由来する宝石、トルマリンである。このカラーストーンが持つライトグリーン、レッド、ピンク、ミントグリーンといった色合いをジュエリーに反映させることで、その多様性と美しさへの敬意が表現されている。

絶妙な色彩バランスでコントラストを描いたネックレス。7つのペアシェイプ グリーントルマリン(108.75カラット)と7つのカボションカット ピンクトルマリン(42.20カラット)を、ブラックオニキスとアメシストでつないでいる。

ブルガリのアイコニックな「セルペンティ」をモチーフとしたネックレス。蛇の頭に見立てたふたつのピンクトルマリン(27.64カラット)を、無限大を想起させるピンクゴールドのチェーンにセットしている。
本コレクションにおいて、ブルガリは最高品質のトルマリンのみを厳選して使用している。また、光の当たり方で変わる色味や輝きを最大限に引き出すため、宝石の色合いによって研磨やオーバル、クッション、カボションといったカットが使い分けられており、ジュエリー上に視覚的なテクスチャーの相互作用が生まれている。

自然の生命力を表現した、しなやかなネックレス。3つのクッションカット グリーントルマリン(38.50カラット)とふたつのピンクトルマリン(9.12カラット)を組み合わせている。コイル状のシェイプは、シグネチャーであるトゥボガスを再解釈したものだ。
大胆な「ブルガリ カラー」コレクション

ブルガリは140年以上にわたって、予想外の色の組み合わせや印象的なボリュームを持つ、色鮮やかでプレシャスな作品を制作してきた実績を持つ。「ブルガリ カラー」は、その豊かな色彩表現の歴史を引き継ぐ新たなキャンペーンである。


1950年代からのシグネチャーカットに着想を得た「ブルガリ カボション」コレクションとして、初めてカラーストーンが用いられたリング。カボションカットのブルートパーズまたはアメシストをセットし、その周囲を2列のパヴェダイヤモンドで飾っている。各184万8000円(税込み)。
世界中の店舗で展開される本キャンペーンは、ファーストリリースとして「ブルガリ トゥボガス」「ブルガリ カボション」「ブルガリ アレーグラ」の3ラインから、計6つの新作ジュエリーが発売される。使用される宝石は、美観だけでなく表現力のポテンシャルによっても選ばれており、ファセットやカボションといったカットを通して、ブランドの象徴的なデザインコードと組み合わされている。
その中でも、ブルガリ アレーグラからは、アメシスト、ペリドット、シトリン、ブルートパーズをあしらった、ピンクゴールドネックレスとピアスのセットが登場している。

パヴェダイヤモンドで縁取られたカラーストーンがシンメトリーに配置された、遊び心を感じさせる色合いのネックレス。540万1000円(税込み)。

アメシスト、ペリドット、シトリンが大胆に配置されたピアス。耳のカーブに沿って上へと向かうようにデザインされている。255万2000円(税込み)。