ジンより、新作「EZM3SW」が発表された。本作は、「EZM3」シリーズに加わった日米限定モデルだ。ホワイトダイアルと、ブラックハードコーティングの外装を特徴とする。
数々のジン・テクノロジーを搭載したハイスペックなミッションタイマー
ジンのミッションタイマーの代表作「EZM3」シリーズに、日本とアメリカのみで販売される新作「EZM3SW」が加わった。日本では100本のみが販売される。50気圧もの防水性や優れた視認性、ヒューマンエラーを排除するための左リュウズなど、EZM3の特徴をそのままに、ブラックとホワイトを組み合わせたコントラストの高いカラーリングが与えられている。

ジンの人気モデル「EZM3」をベースとした日米限定モデル。日本では100本のみが販売される。自動巻き(Cal.200-1)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41mm、厚さ12.3mm)。50気圧防水。日本限定100本。85万8000円(税込み)。
レギュラーモデルではブラックであったダイアルは、本作ではホワイトに仕上げられ、インデックスと針をブラックとすることで視認性を確保している。インデックスはバーとアラビア数字を組み合わせた仕様であり、時計の向きに関わらず読み取りやすいことも魅力だ。6時位置には、ジン・テクノロジーのひとつであるArドライテクノロジーが搭載されていることを示す赤文字のマークが配されている。3時半位置には、同じく赤文字の日付表示が備えられ、日常使いでの利便性を確保する。

ベゼル、ミドルケース、ブレスレットは、904Lステンレススティールをベースに表面硬化技術であるテギメント加工とブラックPVDを施したブラックハードコーティングが採用され、耐傷性を高めている。ケースサイドにはArドライテクノロジーを構成するドライカプセルが取り付けられ、ケース内部にはプロテクトガス、パーツの接合部にはEDRパッキンが組み込まれ、水分が内部へ侵入することと、侵入した水分を排除する仕組みを備える。
ベゼルには60までの目盛りが配されたインサートが取り付けられ、逆回転防止機構によって潜水時間を安全に計測することが可能だ。ダイアル、インナーリング、ケースバックに軟磁性素材を用いたマグネチックフィールドプロテクションも搭載され、8万A/mまでの高い耐磁性を誇る。

ムーブメントは、セリタ社のCal.SW200-1を搭載。多くのブランドが採用する信頼性に優れた汎用ムーブメントだ。ジンでは特殊オイル66-228を注油することで、-45℃から+80℃までの様々な環境下での動作が保証されている。
限定モデルとして、本作には特別なボックスが用意されている。内部には、赤いステッチが施されたブラックのテキスタイルストラップが収められている。