オーデマ ピゲより、パーペチュアルカレンダーウォッチのカレンダーを自動で設定するデバイスが発表された。本作が対応するのは、Cal.7138を搭載した直径41mmケースのモデル。約5分でカレンダーの設定と主ゼンマイの巻き上げを行う。
最新技術を活用した画期的なデバイスが登場!
オーデマ ピゲより、パーペチュアルカレンダーウォッチのカレンダーを自動で設定する画期的なデバイスが発表された。このデバイスはドバイ未来財団(DFF)とのコラボレーションによるものであり、DFFのロボティクスおよび応用研究イニシアティブであるドバイフューチャーラボとの共同開発によって実現した。発表された場は、2025年11月19日から23日まで行われたドバイ ウォッチ ウィークだ。

新開発のパーペチュアルカレンダー設定用デバイス。Cal.7138を搭載した直径41mmのモデルに対応する。ポリッシュメタル製(全長20cm、全幅12cm、全高15cm)。全重量約2kg。作動時間5分。要価格問い合わせ。
本作が対応するのは、2025年に発表された新開発のパーペチュアルカレンダームーブメントCal.7138を採用した、直径41mmケースのモデルだ。時計をデバイスに収めると蓋が閉まり、パーペチュアルカレンダーの設定と主ゼンマイの巻き上げを全て自動で行う。デバイスに収めてから完了までにかかる時間は約5分。

プッシュボタンやコレクターに頼ることなく、リュウズで全ての操作を行うことが可能なCal.7138の機構を生かし、人の手を再現した精密な動きによって内部の機構がリュウズの引き出しと回転を行う。デバイスに収めた時点でカレンダーがどのような表示となっているのかを判別するのは、カバーの中に目立たないように取り付けられた視覚モジュールだ。これがダイアルの表示を確認し、機械モジュールの制御へと繋げる。視覚モジュールは機械学習アルゴリズムによってリアルタイムに解析を行い、様々なダイアルに対応する。

また、オーデマ ピゲはドバイ ウォッチ ウィークにおいて、創業150周年を祝う“ハウス オブ ワンダーズ展”も開催した。ハウス オブ ワンダーズ展は、同社を形づくってきた伝統、クラフツマンシップ、協働の精神を紹介する没入型エキシビションであり、多くの来場者を楽しませた。




