レッセンスとマーク・ニューソンのコラボモデル「タイプ 3 マーク ニューソン」が発売

2025.12.22

レッセンスとマーク・ニューソンのコラボモデル「タイプ 3 マーク ニューソン」が発売される。レッセンスは、インダストリアルデザイナーのマーク・ニューソンとのコラボレーションモデル「タイプ 3 マーク ニューソン」を発表した。イラストが動いて時刻を指し示す独自の表示形式で知られるタイプ 3に、マーク・ニューソンの未来的で、遊び心のあるデザインが組み合わされ、円盤状のシルエットやドーム型サファイアクリスタル、オイルに満たされた文字盤といった構造が強調されている。

レッセンス


ミンティエンスとニューソンの世界観が融合した新作

 レッセンスは、ベルギー出身の工業デザイナーであるベノワ・ミンティエンスによって2010年に創立されたブランドで、「機械式時計の現状を打破すること」をコンセプトに掲げている。2013年には、オイル封入式機構を備えた「Type 3」が、ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ(GPHG)2013において「時計製造の革新賞」を受賞し、同社独自のアプローチが高く評価された。

レッセンス「タイプ 3 マーク ニューソン」
自動巻き(Cal.ROC3.6)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約36時間。Tiケース(直径45mm、厚さ15mm)。1気圧防水。936万1000円(税込み)。

 このような背景のもと、ミンティエンスは、ニューソンを「高級時計製造におけるインダストリアルデザインの先駆者」と位置づけ、「両者のビジョンをひとつの完璧な製品に融合させる」ことをテーマに設定。ニューソンも、レッセンスのウォッチに対して長年敬意を払ってきており、独創的で革新的でありながら、自身のデザイン哲学に沿った作品を生み出すべく、新作の「タイプ 3 マーク ニューソン」はデザインされた。

独自性に溢れたタイプ 3の構造と表示形式

 タイプ 3は、円盤状のチタニウム製ケースと、それを覆うドーム型サファイアクリスタルによる特徴的なシルエットを持つ。また、文字盤部をオイルで満たした構造により、ドーム型サファイアクリスタルに「表示が浮かんでいるように見える」、あるいは「イラストが動いて時刻を指し示すように見える」という視覚効果を生み出している。

 このような構造で表示されるのは、特許取得済みのROCS(レッセンス オービタル・コンベックス・システム)ユニットであり、これにより各表示が互いを追いかけるように、常に文字盤が動き続けるデザインとなっている。



Contact info:DKSH マーケットエクスパンションサービスジャパン cg.csc1@dksh.com


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