ドイツの時計ブランドであるジンより、過酷な光環境下での使用を想定した新作モデル「308 ハンティングウォッチ」が登場した。自然の月明かりを頼りとするハンターに向けた独自のムーンライト表示や、ハイブリッドセラミックス製の夜光インデックスを備えた、プロフェッショナル志向なツールウォッチである。発売は2026年の夏を予定している。

“狩り”に特化した本格派ツールウォッチ
ジンは、森林の中で狩りを行うハンターのために設計されたタイムピースとして、「308 ハンティングウォッチ」を発表した。

自動巻き(Cal.SW382-1)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径40mm、厚さ12mm)。20気圧防水。予価88万円(税込み)。2026年初夏発売予定。
本作は、同じくハンティングウォッチとしてデザインされた「3006」の系譜であり、ハンターが狩猟において直面する、特殊な条件下に対応したモデルに仕上げられている。最大の特徴が、ダークグリーンダイアルの6時位置に配置された「ムーンライト表示」だ。
ドイツの狩猟では、国が定める狩猟法によって人工的な光源の使用が禁じられており、不安定な月明かりの中で狩りを行う必要がある。このムーンライト表示は、狩りの成功に不可欠なこの月明かりが、十分な明るさに達したことを知らせてくれるという、極めて実用的な機構となっている。

また、ハイブリッドセラミックスが、ムーンライト表示とインデックスに採用されているのもポイントだ。このセラミックスには、夜光塗料そのものを硬化させた素材が取り入れられており、優れた発光強度によって、暗所での確実な判読を可能としている。
ケース直径は40mm、厚さは12mmと、普段使いにも取り入れやすいサイズ感だ。全体にサテン仕上げが施されており、外観にツールウォッチらしいストイックさが表れている。また、20気圧防水や減圧耐性に加え、ケース内の湿度を排除する独自技術「Ar ドライテクノロジー」を備えており、過酷な環境下であっても信頼性が担保される。

内部には、約50時間のパワーリザーブを有するCal.SW382-1を搭載する。ポインターデイト機能のほか、DIN 8309準拠の耐磁性能(4800A/m)を備えており、日常使いにおいても頼れる1本と言えるだろう。




