アーミン・シュトロームより、4つのハンマーを備えた「ミニッツリピーター・レゾナンス 12:59 ファーストエディション」が登場

2026.05.18

アーミン・シュトロームより、新作モデル「ミニッツリピーター・レゾナンス 12:59 ファーストエディション」が披露された。特許取得のレゾナンス機構と、4つのハンマーおよびゴングによるウェストミンスター・チャイムを統合した、極めて複雑なメカニズムを誇るマスターピースである。世界限定で25本のみが販売される。

アーミン シュトローム ミニッツリピーター レゾナンス


ふたつの複雑機構を併せ持つマスターピースをコンパクト化

「ミニッツリピーター・レゾナンス 12:59 ファーストエディション」は、2019年発表の、レゾナンスおよびリピーター機構を兼ね備えた「マスターピース2」を着想源とするタイムピースである。そのプロポーションと構造は従来から全面的に刷新されており、チタン製のケースは直径42mm、厚さ11.70mmと、極めて複雑な機構を有しながらもコンパクトなサイズにまとめられている。

アーミン シュトローム ミニッツリピーター レゾナンス

アーミン・シュトローム「ミニッツリピーター・レゾナンス 12:59 ファーストエディション」Ref.M26-RMR.5N
手巻き(Cal.ARR25)。74石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約40時間。Tiケース(直径42.00mm、厚さ11.70mm)。3気圧防水。世界限定25本。予価9680万円(税込み)。

 本作の中核を成すのが、それぞれ独立した香箱、輪列、脱進機、テンプを持つ2組の調速機構で構成される「レゾナンス機構」だ。この機構では、ふたつのテンワがほとんど感知できないほどのわずかな振動を共有し、自然な共振状態で互いに調整し合うことで、重力や手首の動きによる悪影響が打ち消され、優れた計時精度へとつながっている。

アーミン シュトローム ミニッツリピーター レゾナンス

アーミン・シュトロームのレゾナンス機構は、独自のサスペンション・システム「クラッチ・スプリング」を有している。このテクノロジーは、外部要因による振動率の偏差を即座に修正するだけでなく、そもそもの偏差の発生も抑えられるという。

 そして、本作におけるもうひとつのハイライトが、4つのハンマーと4つのゴングによって、ウェストミンスター・チャイムを奏でるミニッツリピーター機構である。スリムなケースに収められたこの複雑機構は、ダイアル側に打鐘のテンポを制御するフライングガバナーを配置することで、音響の安定性と動的な演出の両立をかなえている。

アーミン シュトローム ミニッツリピーター レゾナンス

さらに本作には、通常の打鐘のメカニズムに加えて「12:59シークエンス(12時間+3クォーター+14分)」と呼ばれる、最長の打鐘をオンデマンドで起動できる新機能が備わっている。このふたつのモードは内蔵するコラムホイールによって正確に制御されており、9時位置のスライダーで操作と打鐘機構の巻き上げを行うことができる。

 チタン製ケースおよび、搭載する手巻きムーブメントCal.ARR25は、すべての部品が専任チームの手作業によって仕上げられた。特にフルスケルトンのダイアルでは、フロスト仕上げのメインプレートやブリッジと、ポリッシュ仕上げが施されたハンマーやゴング、レゾナンス・クラッチスプリングがのぞいており、表情に質感のコントラストが生まれている。

アーミン シュトローム ミニッツリピーター レゾナンス

トランスパレントバックでは、伝統的な装飾に現代的なテクスチャーが組み合わさった、立体感あふれるムーブメント構造を鑑賞することができる。また、25本限定であることを示すシリアルも刻まれている。

Contact info: 株式会社ノーブルスタイリング Tel.03-6277-1604


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