モリッツ・グロスマンより、新作「バックページ トレンブラージュ」が発表された。本作は、創業者・時計職人であるモリッツ・グロスマンの生誕200周年を記念した最後のスペシャルエディションであり、トレンブラージュ彫金技法を用いたオープンワークダイアルと、卓越した仕上げのムーブメントを特徴とする。
モリッツ・グロスマン生誕200周年アニバーサリーエディションのファイナルコレクション
モリッツ・グロスマンより、創業者・時計職人であるモリッツ・グロスマンの生誕200周年を記念した最後のアニバーサリーエディション、「バックページ トレンブラージュ」が発表された。グロスマンの先駆的アイデアと現代の時計製造技術を結び付けるモデルである本作は、バイオレットコーティングダイアルとブルーコーティングダイアルの2種のリファレンスがラインナップされ、それぞれ世界限定12本で販売される。

ブルーコーティングダイアルモデル。同色のアリゲーターレザーストラップを組み合わせ、クラシカルにまとめ上げられている。手巻き(Cal.107.0)。24石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約42時間。Ptケース(直径41mm、厚さ11.35mm)。世界限定12本。1485万円(税込み)。

バイオレットコーティングダイアルモデル。オープンワークダイアルからは、内部のムーブメントを鑑賞することが可能だ。手巻き(Cal.107.0)。24石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約42時間。Ptケース(直径41mm、厚さ11.35mm)。世界限定12本。1485万円(税込み)。
ジャーマンシルバー製のダイアルは、オープンワークを施すことで、内部のムーブメントを詳らかにしている。ダイアル側から、職人の手作業で磨き込まれたブリッジやサンバースト仕上げの角穴車を存分に鑑賞することが可能だ。特に注目すべきは、繊細な花模様のエングレービングが施されたテンプ受け。一般的なムーブメントの構造では、テンプ受けがケースバック側を向くように配されているが、本作ではムーブメントそのものを反転させることで、ダイアル側からテンプ受けを眺めることができるように改められている。ムーブメントの反転に際しては、歯車の回転方向を調整するためのパーツ追加や再設計が行われ、モリッツ・グロスマンの技術がふんだんに注ぎ込まれている。

ダイアルの仕上げは、職人の手によってトレンブラージュ彫金技法を用いて施されたものだ。この技法では、ビュランと呼ばれる工具の角を地板に押し当て、そのまま前後左右に細かく動かすことで彫金を施す。全体を均一に仕上げるためには、忍耐力と熟練した技術が不可欠だ。
直径41mmのケースはプラチナ製。4時位置には、独自のストップセコンド機能を司るプッシャーが配されている。シースルーバックが採用され、ダイアル側からだけではなくケースバック側からもムーブメントを鑑賞することが可能だ。




