モーリス・ラクロアは、公式ウォッチクラブ「モーリス・ラクロア クラブジャパン」創設者である中澤浩司との継続的な協業の下、「アイコン マニュアル サンド シャンパン」を発表した。サンドシャンパン文字盤には、日本人が大切にしてきた価値観が投影されている。日付表示をなくし、時分針のみとしたシンプルなデザインと、手巻きムーブメントの採用、そして薄型化されたケースなど、見どころの多い仕上がりだ。

日本発のアイデアから生まれた「アイコン」シリーズの限定モデルが登場
モーリス・ラクロアは、日本文化に通じる静けさや余白、穏やかな時間の流れを表現した文字盤カラーの限定モデル「アイコン マニュアル サンド シャンパン」を発表した。本作は、モーリス・ラクロア公式ウォッチクラブ「モーリス・ラクロア クラブジャパン」創設者である中澤浩司との継続的な協業の下、日本の時計愛好家が持つヴィンテージウォッチへの深い造詣や独自の美意識をインスピレーション源として誕生したモデルだ。本作は日本発のモデルとなるが世界展開され、限定数500本の販売となる。
モーリス・ラクロア クラブジャパンが発案したアイデアが実現したのは本作が2作目であり、初作は、2024年に日本限定企画としてスタートしながらも、コンセプトや完成度が高く評価され、世界限定モデルとして展開されることとなった「アイコン マニュアル クラブジャパンエディション ディープブルー」である。時計愛好家コミュニティとの対話を通じて限定モデルを企画するという特別なプロジェクトが、今般再び実現した背景には、前作で示されたコンセプトと完成度への評価に加え、モーリス・ラクロアと中澤浩司との継続的な協業関係があったためだ。
日本の価値観が盛り込まれたサンドシャンパン文字盤
本作の最大の特徴は、新たに採用されたサンドシャンパンカラーの文字盤である。サンドシャンパンは、彩度を抑えたライトブラウンやアイボリー系の色調である。このカラーには、日本人が古くから大切にしてきた静けさや余白の美しさ、そして穏やかな時間の流れへの価値観が投影されており、本作をシックな印象に仕上げている。文字盤には、アイコンシリーズの代名詞のひとつであるクル・ド・パリ装飾が施され、規則正しく並ぶ凹凸が影を作り、濃淡の表情を生み出している。

また、前作に引き続き、日付表示のないシンメトメトリーな文字盤に、秒針も持たない2針表示を組み合わせたエッセンシャルなデザインとなる。これは、品格とエレガンスを持つ、ヴィンテージウォッチの美しさから着想を得たものだ。一方で、ベースとなるのはモダンで、エレガントかつスポーティーなアイコンシリーズであり、本作を懐古的なものに留めず、時代を超えて愛され続ける普遍的なデザインを再解釈して表現した仕上がりとなっている。
手巻きムーブメントの採用によるスリムな仕立て
本作は、ケース径39mmのシルエットを持つ。レギュラーモデルでは自動巻きムーブメントが採用されているが、本作に搭載されるのは手巻きムーブメントのCal.ML145となっており、ローターのないムーブメントに合わせてケースの薄型化も図られ、本作は厚さ10mmに仕上げられている。

また、評価の高い仕上げ技術によるステンレススティール製のブレスレットが組み合わされるほか、ヴィンテージ調の加工を施したヌバックレザーのストラップが付属する。いずれもケースシルエットと一体化したデザインで、本作を楽しむために欠かせないものとなっている。

手巻き(Cal.ML145)。18石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径39mm、厚さ10mm)。10気圧防水。世界限定500本。43万6700円(税込み)。



