クロノスイスは「スモールセコンド サーペンティン」と「スモールセコンド ジャスパー」を発表した。今回の新作は、同社初となる天然石ダイアルを採用したモデルであり、天然素材ならではの個体ごとの表情の違いを楽しむことができる。
各世界限定50本の天然石ダイアルモデル2種が登場
クロノスイスより、「スモールセコンド」コレクションの新作として、「スモールセコンド サーペンティン」と「スモールセコンド ジャスパー」が発表された。“モダン・メカニカル”のコンセプトを掲げる同社にとって、天然石をダイアルに採用するのは今回が初めての試みである。ドイツ・ミュンヘンで創業し、現在はスイス・ルツェルンに拠点を構える同社の歩みを、それぞれ異なる産地の天然石によって表現する。

1983年に時計師ゲルト・R・ラングによって設立されたクロノスイスは、「エレクトロニクス化が進む世界だからこそ、機械式時計には未来がある」という信念の下、時計製造を続けてきた。今回の新作では、人の手ではなく、長い「時間」そのものが形作った天然石に着目し、数百万年におよぶ地質学的な歴史と、40年以上にわたる同社の時計製造の歴史をひとつのタイムピースに融合させている。
スモールセコンド サーペンティンには、ツェルマットとマッターホルンを取り囲む地域で採掘されたスイス産のサーペンティン(蛇紋石)を採用する。かつて海底の一部だったという深い緑色のサーペンティンには、その名の通り蛇の皮を思わせる複雑な模様が浮かび上がる。その鮮やかなグリーンを引き立てているのが、ステンレススティールと18Kレッドゴールドを組み合わせたコンビネーションケースだ。

スイス産のサーペンティン(蛇紋石)を採用した、「スモールセコンド サーペンティン」。ステンレススティールと18Kレッドゴールドのコンビネーションケースを組み合わせている。自動巻き(Cal.C.6000)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。SS×18KRGケース(直径40mm、厚さ11.5mm)。3気圧防水。世界限定50本。429万円(税込み)。2026年10月発売予定。
スモールセコンド ジャスパーでは、ブランド誕生の地にちなんだドイツ産のジャスパー(碧玉)を使用した。ベージュ、ブラウン、アイボリーが織りなす複雑な模様が、砂漠や古代の地層を想起させる。ケース素材にはステンレススティールを採用し、天然石が持つ控えめなエレガンスを際立たせた。天然石であるがゆえに模様や質感、色合いは個体ごとに異なり、両モデルとも世界限定50本のみが販売される。

ドイツ産のジャスパー(碧玉)を用いた「スモールセコンド ジャスパー」。9時位置のスモールセコンドに施されたハンドギヨシェにも注目だ。自動巻き(Cal.C.6000)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径40mm、厚さ11.5mm)。3気圧防水。世界限定50本。297万円(税込み)。2026年8月発売予定。
両モデルとも、ケースサイズは直径40mm、厚さ11.5mm。ポリッシュ仕上げのサイドや、サンドブラスト加工と彫刻を施したラグ、オニオン型リュウズを備える。9時位置のスモールセコンドにはハンドギヨシェが施され、内部には約55時間のパワーリザーブを持つ自社開発の自動巻きムーブメントCal.C.6000を搭載する。





