第76回ヴェネツィア国際映画祭の「監督・ばんざい!」賞はギリシャ人映画監督コスタ=ガヴラス氏の手に

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2019.09.06

 第76回ヴェネツィア国際映画祭(2019年8月28日~9月7日)の2019年「監督・ ばんさい!」賞を、『Z』、『ミッシング』、『ミュージックボックス』などの代表作で知られるギリシャ人映画監督コスタ=ガヴラス氏に授与することが発表された。この賞は、近代映画の発展に独自の表現方法で貢献してきた人物に贈られるものだ。

ギリシャ人映画監督コスタ=ガヴラス氏

2019年 ヴェネツィア国際映画祭

コスタ=ガヴラス監督の受賞式は、2019年8月31日(土)、サラ・グランデ (パラッツォ・デル・シネマ)にて午後10時より行われ、続いてコスタ=ガヴラスが 監督・脚本を務め、クリストス・ローリス(Christos Loulis)、アレクサンドロス・ ボードゥミス (Alexandros Bourdoumis)、ウルリッヒ・トゥルク出演の新作『Adults in the Room』(フランス、ギリシャ共同制作、124分)がコンペティション外部門のワールドプレミアとして上映された。

「ADULTS IN THE ROOM」© KG PRODUCTIONS

グローリー・トゥー・ザ・フィルムメーカー・アワード(監督・ばんざい賞)の副賞は?

Jaeger-LeCoultre Glory to the Filmmaker engraved Reverso

 ジャガー・ルクルトは毎年、優秀な映画製作者の創造性を称え、“現代映画に偉大な革新をもたらした(映画祭のディレクター、アルベルト・バルベラが発した言葉)”人物に、グローリー・トゥー・ザ・フィルムメーカー・アワード(監督・ばんざい賞)を授与してきた。今年の受賞者コスタ=ガヴラス監督が、以下に記載するこれまでの偉大な受賞者の仲間入りを果たすことになる。

主だった受賞者

北野武(2007年)
アッバス・ キアロスタミ(2008年)
シルベスター・スタローン(2009年)
マニ・ラトナム(2010年)
アル・パチーノ(2011年)
スパイク・リー(2012年)
エットーレ・スコラ(2013年)
ジェームス・フランコ(2014年)
ブライアン・デ・パルマ(2015年)
アミール・ナデリ(2016年)
スティーブン・フリアーズ(2017年)
チャン・イーモウ(2018年)

Jaeger-LeCoultre Glory to the Filmmaker Award



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