ブレゲがスポンサードする海洋環境保護財団の船が、2020年日本に滞在

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2019.12.26

プラスティック汚染から海洋を保護する

 ブレゲがメインスポンサーとして、プラスティック汚染から海洋を保護することを約束する財団「レース・フォー・ウォーター」のオデッセイ号とそのクルーが、この年末アジアに到着した。

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この冒険は、2010年、海洋における生態系バランスに関する科学的研究を支援するレース・フォー・ウォーターをスイスの起業家マルコ・シメオーニ氏が創設したときに始まった。2015年の最初の航海の後、2017年に財団は5年にわたる新たな世界一周を開始。その主な目的は、一般市民の関心を高めることによってプラスティック汚染から海洋を保護することだ。2017年4月にブルターニュを出航したオデッセイ号は、再生可能エネルギーによってのみ動く革新的な船で、2年のあいだに大西洋と太平洋を横断し、約20都市に寄港したのち、アジアにたどり着いた。船とクルーは、香港でしばらく滞在したのち、2020年初めには上海へ到着の予定だ。

オデッセイ号は、再生可能エネルギーによってのみ動く革新的な船

2020 年に針路は日本へ

 2020 年、レース・フォー・ウォーターは、上海から日本、そして東京へ向けて帆を揚げ、そこで7 月いっぱい滞在する。この時期は夏季オリンピックとまったく同じタイミングで、この滞在が最も長い停泊になる。

水の環境保全団体レース・フォー・ウォーター財団について
レース・フォー・ウォーター財団は、水資源とりわけ海洋の保全のために活動する団体である。このかけがえのない資源は、大量のプラスティックごみによる汚染にさらされており、保護の必要に迫られている。財団の目標は廃棄プラスティックを活用し、汚染で最も影響を受けている人々にとっての収入源になるような解決法を見つけ出し、その促進と実践に努めることだ。レース・フォー・ウォーター財団は、循環型経済や社会的企業のビジネスモデルから着想した画期的なアプローチを採用して、プラスティックごみが水路を通り海洋にまで拡散するのを防ぐ方策を探求している。
www.raceforwater.org


Contact info: ブレゲ ブティック銀座 Tel.03-6254-7211