【2020新作時計】ハミルトン「ハミルトン PSR」

NEWSニュース
2020.04.20

ハミルトンは、LED表示によるデジタルウォッチの始祖的モデル「ハミルトン パルサー」の誕生から50周年を迎える今年、復刻モデルとして「ハミルトン PSR」を発売する。2020年5月から先行予約の受付が開始、6月から一般販売となる。

ハミルトン PSR

世界初のLED式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」

ハミルトン パルサー

1970年に初代モデルが発表、72年に「P1」が発売された「ハミルトン パルサー」。18KYGのケースとブレスレットを備えて2100USドルという販売価格は、現在の貨幣価値に換算すると約140万円と高額であったにも関わらず、多くのセレブリティが買い求めた。今回の復刻モデルは翌73年に登場した「P2」をオリジナルにしている。

 1970年、ニューヨークで発表されたのが世界初のLED式デジタルウォッチである「ハミルトン パルサー」だ。この時計はサイドにあるボタンを押すことで、画面に赤く数字が表示される。1972年に発売された初期モデル「P1」は、近未来的なフォルムのケースに18Kイエローゴールドのブレスレットを備え、400本限定で生産された。翌年には「P2」を発表し、一般販売を開始。「P1」よりも丸みをおびたフォルムのステンレススティールケースを持つ「P2」は、デジタルウォッチ市場を開拓し、大きな成功を収めた。

レトロフューチャーな復刻モデル「ハミルトン PSR」

ハミルトン PSR

ステンレススティールケースの「ハミルトン PSR」。ケースサイズも、オリジナルとなる「P2」と同じ縦34.7mm、横40.8mmだ。

 今回発表された「ハミルトン PSR」は、1973年発表の「P2」をベースに、特徴的なケースフォルムやサイズを再現。レトロフューチャーなデザインに仕上がっている。一方で時刻表示はオリジナルから大きく変化した。ボタンを押すと画面が点灯し、時刻が表示されていたオリジナルとは異なり、復刻モデルでは常に画面に時刻が表示され、ボタンを押すとさらに明るく光る仕様となった。また液晶ディスプレイとOLED(有機EL)テクノロジーを組み合わせたハイブリッドディスプレイを採用することで、ディスプレイの電力消費を抑えている。オリジナルの雰囲気を失うことなく、最新のテクノロジーを盛り込んだ。

 デザインのベースとなった「P2」を踏襲したステンレススティールケースモデルの他に、希少な初期モデル「P1」を彷彿とさせるイエローゴールドPVDケースのモデルもラインナップ。なおイエローゴールドPVDモデルは、「ハミルトン パルサー」の発表年にちなんだ1970本限定での発売となる。

「ハミルトン PSR」は2020年5月初旬から、都内のハミルトン直営店及びハミルトンオンラインブティックで先行予約の受付を開始する。BEAMS直営店やBEAMS公式オンラインショップでも、先行予約が可能だ。一般販売は6月から全国のハミルトン正規販売店で開始予定となっている。

ハミルトンの公式ホームページはこちら
https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/

ハミルトン PSR

ハミルトン「ハミルトン PSR」Ref.H52414130
クォーツ。SS(縦34.7mm、横40.8mm)。10気圧防水。9万円(税別)。
ハミルトン PSR

ハミルトン「ハミルトン PSR」Ref.H52424130
クォーツ。SS+イエローゴールドPVD(縦34.7mm、横40.8mm)。10気圧防水。12万円(税別)。世界限定1970本。限定BOX付き。

ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371


【2020新作時計】ハミルトン「ジャズマスター」コレクション

https://www.webchronos.net/news/44096/