新生アイクポッドに待望の自動巻きモデル「メガポッド」登場!

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2020.05.31

⼤沢商会は、7 ⽉より、アイクポッドの新しいコレクションである「メガポッド」を発売する。これは復活した同社初の機械式モデルであるほか、外装のリデザインをかのアレクサンドル・ペラルディ(!)が行っている。

⼿が届くアートピース

MEGAPOD

 2019年、鮮烈な復活を遂げたIKEPOD。かつてのデザインを再現しつつも、新ブランドオーナーの「IKEPODをより多くの⼈に、⻑く愛⽤してほしい」という強い情熱により、休眠前のIKEPODを知る⼈からすれば⼤胆とも⾔える低価格での復活は、「⼿が届くアートピース」として多くの反響があった。それでも、機械式の復活を望む声は絶えることはなく、ブランド復活からわずか1年で「MEGAPOD」がリリースされた。メタルケースとシリコン製のラバーストラップという特徴はそのままに、堅牢な自動巻きムーブメントを搭載している。

新生アイクポッド初の機械式モデル。手の届きやすい価格は本作も同じだ。自動巻き(Cal.ミヨタ 9039、直径26.2mm、厚さ3.9mm)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS(直径46mm / 厚さ17mm)。5気圧防水。予価14万5000円(税別)。7月発売(オンラインと一部店舗で5月末より先行予約販売開始)。http://www.josawa-watch.com/ikepod.html

手の届きやすい価格を打ち出して復活した新生アイクポッド。「価格が審美の基準を表すものではない」というブランドの意思は本作でも不変だ。初の機械式モデルとなるメガポッドも、ムーヴメントに、スイス製のETAやセリタではなく、ミヨタ社の⽇本製⾃動巻ムーブメントを採用した。とはいえ、本作が搭載するのは、量産型の通称82系(ミヨタは「機械式スタンダード」と呼んでいる)ではなく、薄くて高振動化された通称90系だ。シチズンの高級ラインも搭載するこのムーブメントは、厚さはもちろん、仕上げや精度、感触なども82系とは別物である。口うるさい時計愛好家も、きっと納得するのではないか。

アレキサンドル・ペラルディ

イヴ・サンローランやカルティエで研鑽を積み、ボーム&メルシエでデザインディレクターを務めたアレキサンドル・ペラルディ。なんとメガポッドのリデザインを行ったのは、その彼である。新ブランドオーナーのクリスチャン=ルイ・コルは、インタビューの際に、次回はペラルディを起用すると述べたとおりである。ボーム&メルシエ時代、ダイヤルに微妙な色合いを与えてきたペラルディは、マーク・ニューソンのオリジナルデザインにオマージュを捧げつつも、よりモダンなダイアルをデザインした。下地を荒らし、メタル感を強調したダイヤルが硬質なデザインとマッチする。奇才ペラルディの手腕は健在だ。

復活した「MEGAPOD」

001 Dieter

001 Dieter
自動巻き。SS(直径46mm)。5気圧防水。14万5000円(税別)。
002 Gae

002 Gae
自動巻き。SS(直径46mm)。5気圧防水。14万5000円(税別)。
005 Walter

005 Walter
自動巻き。SS(直径46mm)。5気圧防水。14万5000円(税別)。
101 Rob

101 Rob
自動巻き。SS(直径46mm)。5気圧防水。14万5000円(税別)。
202 Richard

202 Richard
自動巻き。SS(直径46mm)。5気圧防水。14万5000円(税別)。
203 Joe

203 Joe
自動巻き。SS(直径46mm)。5気圧防水。14万5000円(税別)。


Contact info:大沢商会 Tel.03-3527-2682


【インタビュー】アイクポッド共同オーナー兼マネージングディレクター「クリスチャン=ルイ・コル」

https://www.webchronos.net/features/38099/
祝! アイクポッド日本再上陸!

https://www.webchronos.net/features/36144/