リシャール・ミルの最新作、チタンの軽量性とダイヤモンドの硬度を兼ね備えた「RM 1105 オートマティック フライバック クロノグラフ GMT」

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2020.07.04

リシャール・ミルの最新作「RM 1105 オートマティック フライバック クロノグラフ GMT」が発表された。新素材開発に妥協を許さないリシャール・ミルの徹底的な研究から誕生した、ブランドの精神に忠実なグレーサーメットをベゼル使用。時計製造界におけるリシャール・ミル独自の素材であり、チタンの軽量性とダイヤモンドの硬度を兼ね備えている。

究極の軽量性を実現した最新モデル

  • 最大の特徴はグレーサーメット製のフロントベゼル、カーボンTPT®製のミドルケース、グレード5チタン製のケースバック

  • 4時位置と5時位置の間にあるプッシュボタンを押すと、作動中のクロノグラフ針を停止せずにリセットできるフライバック機能

  • 9時位置に分表示とカウントダウンカウンター、6時位置にアワーカウンター、オレンジ色のGMT針で第二時間帯表示

  • ユーザーのライフスタイルに合わせて最適な巻き上げ効率に調整できる可変慣性モーメントローター

  • 6時位置のアワーカウンターは24時間まで計測

  • 9時位置のカウンターは分目盛が刻まれたスケルトン加工のディスクを使用。経過した分数だけでなく残りの分数も読み取れる

  • 3時位置のスモールセコンド

  • 日付が変わる時はほぼ瞬間的に切り替わるビッグデイト。30日または31日の月については、日付が自動で調整される

  • スーパールミノバを塗布したGMT針は、9時位置のプッシュボタンで簡単に調節可能

  • リューズはマイクロブラスト加工を施したグレード5チタン製、ダブルOリングガスケットとアルクリン製リングを使用

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自動巻きムーブメントにはチタンを採用。主な機能としては、9時位置のプッシュボタンで簡単に調整できるGMT表示、24時間フライバッククロノグラフ、そしてアニュアルカレンダーを搭載。
RM 1105 オートマティック フライバック クロノグラフ GMT
自動巻き(cal.RMAC3)。68石。28,800振動/時。フライバッククロノグラフ。アニュアルカレンダー。カーボンTPT®ケース(50,00 x 42.70 x 16.15 mm)。パワーリザーブ約50時間。50m防水。世界140本限定。2460万円(税別)。


新素材グレーサーメットとは

 サーメットの独特なグレーの色合いは、ジルコニウムの金属マトリックスと高性能セラミックスの組み合わせによるものだ。製造は、きわめて厳密に行う必要がある。サーメットの物理特性は広く認められており、防弾用具、航空宇宙における胴体外側の部品、そしてレーシングカーのブレーキに使用されている。サーメットは密度が4.1g/cm3、そして2,360ものビッカース硬度を誇ることから、非常に傷が付きやすいベゼルに最適な素材であるだけでなく、時計全体の軽量性も保つことができる新素材だ。「RM 11-05 オートマティック フライバッククロノグラフ GMT」は、カーボンTPT®製ミドルケース、グレード5チタン製ケースバック、そしてグレーサーメット製ベゼルという組み合わせで大幅な軽量化を図り、腕元に究極の軽量性を実現した最新モデルである。


独自の可変慣性モーメントローター

リシャール・ミル独自の設計により、ユーザーの使用環境に合った効果的な主ぜんまいの巻き上げが可能。フィンの配置の設定を調整することによりローターの慣性が変化し、腕の動きが緩慢な場合は巻き上げ速度が増しスポーツ活動中は巻き上げ速度が下がる。結果として、この発明によりムーブメントの巻き上げメカニズムの最適化が可能となり、ユーザーのライフスタイルに合わせて最適に調整できるようになった。


Contact info: リシャールミルジャパン Tel.03-5511-1555


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