日本伝統の金継ぎの技術を取り入れたポメラートのジュエリー

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2021.01.26

ポメラートは、日本の伝統的な修復技術“金継ぎ”で、割れてしまったジュエリーをアップリサイクルする、魅力的なオリジナルカプセルコレクションを発表した。ラグジュアリーな再生利用の取り組みとして、イタリアンメゾンが誇るジュエリー制作の技術と日本古来の伝統技術である金継ぎの技術が見事に融合した。

ポメラート「金継ぎ」コレクション

ポメラート 金継ぎ

通常は廃棄される、割れてしまったジェット(黒い宝石)やカショロン(白オパール)を再利用しながら、日本古来の金継ぎ技術を取り入れ、再解釈し、プレシャスなジュエリーを生み出すという斬新な手法が誕生した。
ポメラート 金継ぎ

将軍足利義政が欠けてしまった愛用の茶碗を直すために中国に送ったのだが、帰ってきた茶碗の修理部分の見栄えの悪さに失望し、日本の職人により良い方法を模索させた。職人は悩んだ末、漆と金粉を使って椀を修復し、世界初の金継ぎが誕生したという言い伝えがある。

日本の女性金継ぎアーティストとのコラボ

  • ポメラート 金継ぎ

  • ポメラート 金継ぎ

  • ポメラート 金継ぎ

  • ポメラート 金継ぎ

  • ポメラート 金継ぎ

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日本人の女性金継ぎアーティストが、割れてしまったジェットやカショロンに愛情を込めて新しい命を吹き込み、ミラノの本社カーサ・ポメラートで熟練した職人の手によって、印象的なミニマルなリング、イヤリング、ペンダントに仕上げられる。

 クリエイティブディレクターであるヴィンチェンツォ・カスタルドは、ミラノにあるポメラートのアトリエに金継ぎがどのように溶け込んだかを語った。「2019年に日本を訪れ、東京にいる間に金継ぎという芸術についての知識を深め、すぐにこの古くからの芸術精神に親近感を覚えました。私は日本の考え方の優雅さと、壊れたものがこの修復行程を通し、より尊くなるという考えに惹かれました。傷つき癒えることを強さの証として祝うという考え方は、とても現代的な哲学だと思います。そして、捨てるのではなく再利用することは、私たちの生活やサステナビリティへの取り組みに深く関連しています。ミラノと東京は何マイルも離れていますが、人工的で完璧なものに勝る多様性と不完全さから生まれる美を受け入れるという、詩的で並外れたビジョンを共有しています。そこにインスピレーションを受けて、ポメラートに金継ぎを取り入れる方法を見つけ出しました」。


「不完全な美しさ」を愛でる
Pomellato Kintsugi Collection

ポメラート 金継ぎ

リング。18KフェアマインドRG×ジェット×ブラックダイヤモンド。170万円(税別)。
ポメラート 金継ぎ

リング。18KフェアマインドRG×カショロン×ブラウンダイヤモンド。170万円(税別)。
ポメラート 金継ぎ

ペンダントトップ。18KフェアマインドRG×ジェット×ブラックダイヤモンド。110万円(税別)。
ポメラート 金継ぎ

ペンダントトップ。18KフェアマインドRG×カショロン×ブラウンダイヤモンド。110万円(税別)。
ポメラート 金継ぎ

イヤリング。18KフェアマインドRG×ジェット×ブラックダイヤモンド。200万円(税別)。
ポメラート 金継ぎ

イヤリング。18KフェアマインドRG×カショロン×ブラウンダイヤモンド。200万円(税別)。

一点ものでありプレシャスの真髄

ポメラート 金継ぎ

 接着剤として漆を使う「金継ぎ」は、接着する前の組み立て直しに高度な技術を要する。数週間かけて漆は固まり、さらに手を加え表面と同じ高さになるように研磨される。最後に、職人が熟練の技術を用い、縫い目に金粉を蒔いて研ぎあげる。


Contact info: ポメラートブティック 銀座店 Tel.03-3289-1967


ポメラートブティック 伊勢丹新宿店が 8月28日(水)リフレッシュオープン


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