フレデリック・コンスタントの「ハイライフ」コレクションからワールドタイマーが初登場

フレデリック・コンスタントは、スポーティな外観が特徴の「ハイライフ」コレクションに、ワールドタイマーを搭載した新作を追加した。自社製キャリバーFC-718を搭載し、調和の取れた現代的な佇まいが魅力の1本である。

「ハイライフ」ケースに調和するワールドタイマー

　フレデリック・コンスタントの「ハイライフ」は、ケースと一体型になったストラップが特徴的なモデルだ。1999年に初登場したハイライフを、同ブランドは2020年に再解釈。さまざまな要素をアップデートし、モダンなスポーツウォッチとして進化させた。

　20年のローンチでは、スタンダートな自動巻きの3針モデルと、12時位置に開口部を設けた「オープンハート」モデル、パーペチュアルカレンダーを搭載したコンプリケーションを発表。ストラップを簡単に交換できるシステムを採用し、ブランドを代表する基幹コレクションにもなりつつある。

　そして今回、このハイライフコレクションに追加されたのは「ハイライフ ワールドタイマー マニュファクチュール」。世界各都市の時刻を表示するワールドタイマー機能を搭載し、自社製のムーブメンCal.FC-718が組み込まれた。

　深いブルーのダイアルには、24時間表示、6時位置にはデイト表示、外周部には24都市のタイムゾーンを表した都市表示ディスクを有している。一般的なワールドタイマーはケースサイドのプッシュボタンで操作することが多いが、本作はシンプルにリュウズのみの操作であらゆる機能調整を行うことが可能だ。

　インデックスの外側にある24時間表記のカラーリングを、昼間の都市はホワイト、夜間の都市はネイビーに分けることで、インジケーターなどを介することなく直感的に昼夜の識別をできるようにデザインされている。トランスパレント仕様のケースバックからは、コート・ド・ジュネーブやペルラージュ仕上げが施された自社製ムーブメントがのぞく。