ザ・シチズンからCal.0100を搭載した初の和紙文字盤モデルが登場

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2021.11.15

時計の本質を追求し、卓越した精度を誇る「ザ・シチズン」から、自律型光発電腕時計として世界最高精度をもつCal.0100を搭載し、文字盤に土佐和紙を採用したモデルが特定店限定で発売される。

ザ・シチズン Caliber0100 限定モデル

シチズン「ザ・シチズン Caliber0100 限定モデル」AQ6101-02A
光発電エコ・ドライブ。Cal.0100。年差±1秒。フル充電時約8ヶ月可動(パワーセーブ作動時)。SSケース(直径39mm、厚さ9.7mm)。5気圧防水。世界限定90本。73万7000円(税込み)。


Cal.0100搭載モデルとしては初の和紙文字盤が採用

ザ・シチズン Caliber0100 限定モデル

光の透過性に優れ、美しい色と風合いを持つ土佐和紙文字盤に、「影蒔絵」と名付けた独自の技法を用いて、ザ・シチズンのシンボルである羽を広げたイーグルがデザインされている。

 土佐和紙は、高知県の土佐市周辺などで1000年以上前から作られてきた和紙である。特に薄さと丈夫さを兼ね備えた和紙として知られ、文化財の修復などに使用される土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)は、手すき和紙として日本一の薄さを誇る。また
海外でも、古文書の修復などに用いられるなどの高い評価を得ている。ザ・シチズンに使用されているのもこの土佐典具帖紙である。

 下板にプラチナ箔とプラチナ粉で模様を施し、重ねた和紙の上からその模様が透ける仕様により、同じものはふたつとない文字盤が職人技によって完成する。

ザ・シチズン Caliber0100 限定モデル

今回、シチズンが最も力を注ぎ込んだのが「この和紙を用いた文字盤を通して、いかに情緒豊かに美しくイーグルの文様を魅せることができるか」だったという。はっきり見えすぎても品がなく、文様がまったく見えないのも当然論外だ。この意匠には創業120年以上の歴史を持つ漆加工の老舗「坂本乙造商店」と協働で試作を重ね、理想とする文様の見え方を追求している。

 従来のエコ・ドライブでは、消費電力が大きく目盛りの真上にのせるのが困難だった、重さのある真鍮製の秒針を採用している。針の垂直部を斜めにカットすることにより針が反射し、時刻の読み取りがしやすいヘールカット形状の時分針や、高精度を司るクリスタル(=結晶)をモチーフとしたケースのラグも、年差±1秒という卓越した高精度を感じさせるデザインとなっている。

ザ・シチズン Caliber0100 限定モデル

正面から見たときにぴたりと美しく切分に重なる秒針は、長く設計されている。

 シチズンならではの表面硬化技術「デュラテクトプラチナ」を施したステンレススティールケースに、稀少な竹斑のワニ革バンドをあわせ、上品で落ち着きのある1本に仕立てられている。文字盤や裏蓋にはゴールドカラーのイーグルマークを配し、裏蓋に「EAGLE」の文字とシリアルナンバーを刻印した、限定モデルらしい特別仕様となっている。

 1000m先の獲物をも見つけられるという視力を持つ鷲は、未来を見据えて行動する先見性の象徴であると同時に、古来から人とパートナーシップを築く生き物である。このイーグルマークは「常に先を見据え、理想を追求する」「身につける方に永く寄り添う」という「ザ・シチズン」のふたつの意思を表現している。

ザ・シチズン Caliber0100 限定モデル

裏蓋には「EAGLE」の刻印とシリアルナンバーが刻まれる。

世界最高精度を誇るエコ・ドライブ ムーブメント「Cal.0100」

 ザ・シチズンに搭載されたCal.0100は、電波塔や人工衛星からの時刻情報に頼ることなく、自立した時計内部の機構だけで、年差±1秒という極めて高い精度で時を刻み続ける。Cal.0100は1秒の美しさを伝え、時計の本質を追求するシチズンの意思と技術を結実したムーブメントであり、限りなく純度の高い1秒を手元で感じることができる。


Contact info: シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807


「ザ・シチズン」の“土佐和紙ダイアル”最新作が登場

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いきなり世界水準!新型自動巻きを載せた大作「ザ・シチズン メカニカル Cal.0200」!!

https://www.webchronos.net/news/60944/
シチズン最高峰『The CITIZEN(ザ・シチズン)』土佐和紙の文字板で年差±5 秒


https://www.webchronos.net/news/32656/