機能を新しいデザインで表現したパネライのGMTウォッチ「ルミノールビテンポ」が登場

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2022.09.11

パネライは、GMT表示を備えた新作「ルミノールビテンポ」を発表した。ブルー文字盤とブラック文字盤の2モデル展開で、2022年11月発売予定だ。

パネライ「ルミノールビテンポ」

パネライは、新デザインのGMT「ルミノールビテンポ」を発表した。洗練されたデザインのGMT表示により、時差のあるふたつの異なる地域の時間を同時に追跡できる。新モデルはふたつの異なるカラーパレットで展開され、それぞれに魅力的で確実な存在感を放つ、44mmのステンレススティール製ケースが採用された。

　最初のモデルは、鮮やかなブルーのサンブラッシュ仕上げの文字盤を中心に、同じ豊かな色合いのアリゲーターストラップを備える（PAM 01361）。ふたつ目は、マットブラックの文字盤とそれにマッチするアリゲーターストラップが組み合わされている（PAM 01360）。どちらのカラーのGMT表示も、一目でわかる鮮やかなセルリアンブルーの針の採用で、夜中でも第2時間帯の時刻確認が容易である。

文字盤に刻まれたイタリア語のテキストが主要な機能を示している。“ BiTempo ”はGMT 機能を、Ore(鉱石)という言葉はパワーリザーブ残量を示し、ブランドのイタリアンDNAを表現している。イタリア海軍特殊潜水部隊のための計器製作におけるその経験は、パネライの特徴として広く認知されていて、パネライウォッチからイタリアという起源を切り離すことはできない証だ。この遺産は、他のスイス製腕時計とは一線を画している。

5時位置のサブダイヤルと鮮やかなブルーの針で、パワーリザーブの残量を測定できる。パワーリザーブは、完全に巻き上げられた状態で最大72時間だ。パネライのデザインコードにおけるシグネチャーといえるサンドイッチダイヤルには、3時位置にデイトウィンドウが配置されているが、今作では従来のものよりも大きく、斜めに開口した新しいデイトウィンドウが採用された。

Luminor BiTempo - PAM01361

パネライ「ルミノールビテンポ」
自動巻き（Cal.P.9012）。31石。2万8800振動／時。パワーリザーブ約3日間。SS（直径44mm）。300m防水。130万6800円（税込み）。11月発売予定。

新しいルミノールモデルにはキャリバーP.9012 が搭載されている。自動巻きムーブメントは、サファイアクリスタルのケースバックから全体を見ることが可能だ。「ルミノールビテンポ」の防水機能は30 気圧(水深約300メートル)で、アリゲーターストラップには、サテンスティールのバックルが組み合わされている。スペアのラバーストラップ、バックルを取り外すためのドライバー、ストラップ交換用のツールが付属する。