【2023年新作時計】パテック フィリップから、レマン湖を航行する蒸気船が描かれた「ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531」が登場

2023.04.13

パテック フィリップは、ミニッツリピーターとワールドタイム表示を統合した自動巻きムーブメントを搭載する「ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531G」を発表した。ダイアルにはスイス・レマン湖を航行する蒸気船が、クロワゾネ本七宝で描かれている。

ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531G

ブルーグリーンのアリゲーターストラップとホワイトゴールドの折り畳み式バックルを備えた新しい「ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531G」は、現行のローズゴールド仕様5531R-012モデルに置き換わる。


初のホワイトゴールドバージョン

ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531

ダイアル上に描かれるクロワゾネ本七宝装飾は繊細な色で表現される。

 2017年にニューヨークで開催された、パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エキシビションにおいて、限定製作モデルとして発表されたワールドタイム・ミニット・リピーター(5531R-010)は、2018年、レマン湖を見下ろすラヴォーの葡萄園の風景を描いたクロワゾネ七宝文字盤のホワイトゴールドバージョン(5531R-001)として現行コレクションに加わった。

 パテック フィリップは今回初めて、ホワイトゴールドでこのモデルを製作し、新しいクロワゾネ本七宝装飾のセンター文字盤には、今日もレマン湖上を航行するベルエポック時代の著名な蒸気船のひとつを描いた。希少なハンドクラフトによる七宝細密画には、半透明と乳白色の20色の釉薬パレットを用い、七宝細密画家が豊かなニュアンスを表現している。

ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531

特徴的な時針は、南十字星からのインスピレーションを得たフォルムだ。

 カートゥーシュ装飾により視認性を高めた都市表示リングは“PARIS”に代わり“GENEVA”の文字を記載し、レマン湖のテーマを強調している。ホワイトゴールドの24時間表示リングは、昼夜に色分けされ、オープンワークを施したホワイトゴールドの時針は、南十字星からインスピレーションを得たオリジナルのフォルムとなっている。


ケース側面にも施されるギヨシェ装飾とラグのオープンワーク

ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531

パテック フィリップを象徴する手仕上げのギヨシェ装飾が施される。

 ケース側面とスライドピースには、パテック フィリップを象徴する手仕上げのクル・ド・パリモチーフのギヨシェ装飾が施されている。ラグにオープンワークが施されていることにより、このギヨシェ装飾は中断されることなく、ケース側面を一周しているので、遮られることなく観賞することができる。

ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531

ムーブメントに統合された22金偏心マイクロローターによる自動巻き機構により、複雑な機能にもかかわらず、厚みは11.49mmに抑えられている。

 常に12時位置に表示されているタイムゾーンの時刻(時、分針が表示する現地時刻)を音で知らせるこのミニッツリピーターは、特許で保護された世界初の機構を備えたCal.R 27 HUを搭載している。また、ミニット・リピーターのふたつのゴングは、ムーブメントの地板(メインプレート)ではなく、ケース本体に直接取り付けられ、音色を向上させている。

ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531

パテック フィリップ「ワールドタイム・ミニット・リピーター 5531」
自動巻き(Cal.R 27 HU)。45石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約48時間。18KWGケース(直径40.2mm、厚さ11.49mm)。非防水。価格要問合せ。



Contact info: パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109


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