【2023年新作時計】フライバック・クロノグラフと年次カレンダーを搭載したパテック フィリップ「フライバック・クロノグラフ年次カレンダー 5905R」

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2023.04.16

パテック フィリップは、表示窓が円弧状に配置された年次カレンダー、垂直クラッチと60分計を搭載したフライバック・クロノグラフ機構を搭載する「フライバック・クロノグラフ 5905R」を発表した。

フライバック・クロノグラフ 年次カレンダー 5905R

2019年からラインナップされているブラウン・ソレイユ文字盤を備えたローズゴールドバージョンに代わって、ブルー・ソレイユ文字盤を配したモデルが発表となった。


ブルー・ソレイユ文字盤を備えたローズゴールドのニューバージョン

フライバック・クロノグラフ 年次カレンダー 5905R

パテック フィリップ「フライバック・クロノグラフ 年次カレンダー 5905R」
自動巻き(Cal.CH 28-520 QA 24H)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。18KRGケース(直径42mm、厚さ14.03mm)。3気圧防水。1009万8000円(税込み)。

 自動巻きフライバック・クロノグラフと年次カレンダーという、パテック フィリップが特に得意とするふたつのコンプリケーションが組み合わされた「5905R」モデル。2023年の新作として、ブルー・ソレイユ文字盤にローズゴールド製ケースを持つ「フライバック・クロノグラフ 年次カレンダー 5905R」が発表された。

 本作のローズゴールドケースは、凹面のベゼルとくぼみを施したケース側面とラグの流れるような曲線に特徴がある。文字盤はブルーのサンレイ仕上げで、同色のアリゲーターストラップが組み合わされている。

フライバック・クロノグラフ 年次カレンダー 5905R

リズミカルなデザインの文字盤は、ホワイト夜光付きローズゴールドのファセット仕上げのバトン型アワーマーカーが備わる。


日付表示窓が12時位置に配される

フライバック・クロノグラフ 年次カレンダー 5905R

ケースバックはサファイアクリスタル製となっている。

 文字盤上には、ファセット仕上げのバトン型インデックス、ドフィーヌ型の時分針を配している。センターのクロノグラフ秒針、6時位置の大きな60分計サブダイアル、および円弧状に配置された曜日、日付、月表示窓により、追加機能の優れた視認性が保証されている。昼夜表示は6時位置で控えめに確認でき、正確な日付調整を容易に行うことができる。

 搭載されるムーブメントの自動巻きキャリバーCH 28-520 QA 24Hは、伝統に忠実にコラムホイールによるクロノグラフ制御を採用している。しかし、歯車による水平クラッチに代わり、ディスクタイプの垂直クラッチが搭載されている。

 これにより、ほとんど摩耗や損傷を引き起こすことがなく、クロノグラフ秒針を常時作動させてセンターセコンドとして使用することができる。特許取得の年次カレンダーは、月末が30日および31日の月を自動的に判別し、1年に1回、2月末にのみ日付調整を必要とする。

フライバック・クロノグラフ 年次カレンダー 5905R

複雑な機能にもかかわらず、厚みは14.03mmに抑えられている。



Contact info: パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109


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