2010年の始まりに添えて、急成長が予測されるブランド、シリーズ、各モデル……を自由に挙げていただいた今回のランキング。奇しくも「工業的規模で生産される自社製クロノグラフ・ムーブメント」がワンツー。以下は全体的に票が割れたが、期待値を込めたコメントが多く見られた。
1位 79point/5persons ブライトリング/クロノマットB01Photo:「クロノマットB01」/自動巻き/SS/79万8000円 ●なんといっても自社開発・製造によるキャリバーB01に期待が大。次のバーゼルでクロノマット以外のモデルに搭載されたバリエーションが出てくるかどうかも楽しみだ。(名畑)
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2位 52point/3persons タグ・ホイヤー/新型自動巻きムーブメントPhoto:「Cal.1887」/自動巻き ●新作は自社開発の自動巻きクロノグラフCal.1887を搭載。今号が書店に並ぶ頃にはその全容がはっきりしているはず。ブライトリングのB01に続く、量産型自社クロノとして期待したい。(古川)
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3位 27point/2persons グラスヒュッテ・オリジナル/セネタシリーズ全般Photo:「セネタ・クロノメーター」/手巻き/18KRG/338万1000円 ●非常に良いものを持っているブランドなのに、製品の方向性がバラバラなので評価が定まらなかった印象がある。今後はコンセプトと個性をより明確に打ち出せばいいのでは?(名畑)
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4位 26point/2persons ベル&ロス/BRシリーズ全般Photo:「BR-03 ファントム」/自動巻き/SS/42万円 ●適度な個性があり、視認性に優れ、かつ実用的。プライスもあくまで適性だ。バリエーション展開も上手く、年々質を向上させている点にも好感が持てる。大ヒットは当然だろう。(広田)
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5位 26point/2persons ラルフ ローレン/全般Photo:「スリム クラシック」/手巻き/18KWG/162万150円 ●発表はセンセーショナルだったが、日本での展開は、まだ助走段階の感あり。本格的にマーケティングがコントロールし始めれば、化ける可能性大。(髙木)
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