ジュネーブ新作展示会2015ランキング / 静寂のジュネーブにも良作あり!

FEATURE時計ランキング
2015.04.03

選考委員の選定モデル詳細

 

今年のジュネーブに心は震えたか?

菅原 茂(61歳) 時計ジャーナリスト

「かならずしも超大作でなく…」
斬新な複雑時計よりも印象に残ったのは、まずクラシックの新解釈。それとスケルトンの今風アレンジ。そんな観点から好みのモデルを選んでみた。

1 ヴァシュロン・コンスタンタン/ハーモニー・クロノグラフ
2 カルティエ/クラッシュ スケルトン ウォッチ
3 ピアジェ/「ピアジェ アルティプラノ」クロノグラフ
4 ロジェ・デュブイ/エクスカリバー スパイダー フライングトゥールビヨン スケルトン
5 ラルフ ローレン/RL オートモーティブ 45MM スケルトン
6 フランク ミュラー/スプリットセコンド ダブルフェイス クロノグラフ
7 A.ランゲ&ゾーネ/ランゲ1
8 モンブラン/ヘリテイジ スピリット オルビス テラルム
9 パルミジャーニ・フルリエ/オーバル パントグラフ
10 ジャガー・ルクルト/グランド・レベルソ 1931 セントラル・セコンド


今年のジュネーブに心は震えたか?

古川直昌(46歳) 『クロノス日本版』編集長

「疲れが吹き飛ぶ良作を期待したのですが…」
S.I.H.H.取材は思いのほか疲れる。各ブランドのブースは、その疲れを癒す止まり木であってほしい。そこにたくさんの良作があることが絶対条件だ。しかし、今年は全体的に低調で、私の疲れはいや増すばかりであった……。

カルティエ/クラッシュ スケルトン ウォッチ
2 ピアジェ/ピアジェ エンペラドール
3 IWC/ポルトギーゼ・ハンドワインド・エイトデイズ“75th アニバーサリー“
4 ヴァン クリーフ&アーペル/カープ コイ ウォッチ ブレスレット
5 グルーベル フォルセイ/トゥールビヨン 24セコンズ ヴィジョン
6 リシャール・ミル/RM19-02 トゥールビヨン “フルール”
7 ヴァシュロン・コンスタンタン/ハーモニー・クロノグラフ・グランド・コンプリケーション・エクストラフラット
8 ジャガー・ルクルト/グランド・レベルソ 1931 セントラル・セコンド
9 ヴァン クリーフ&アーペル/レディ アーペル ユール フィラント ポエティック コンプリケーション
10 ラルフ ローレン/RL オートモーティブ45MM


今年のジュネーブに心は震えたか?

鈴木裕之(42歳) 『クロノス日本版』編集部

「今回はあくまで序章。後半戦に期待!」
各誌各所で少しずつ表現を変えながら、“つまらなかった”と囁かれる今年のジュネーブ。うん、たしかに全体的には小粒だった印象。10本もノミネートできないと思いながら挑んだけれど、個別に見るならすんなり10本選べてしまった。各社、新作発表のタイミングを振り分けると公言したわけだし、今回はあくまで序章。後半へ続く。

1 カルティエ/クラッシュ スケルトン ウォッチ
2 A.ランゲ&ゾーネ/ランゲ1
3 リシャール・ミル/RM19-02 トゥールビヨン “フルール”
4 フランク ミュラー/スプリットセコンド ダブルフェイス クロノグラフ
5 IWC/ポルトギーゼ・オートマティック
6 ヴァシュロン・コンスタンタン/メティエ・ダール・メカニカル・グラヴェ
7 パルミジャーニ・フルリエ/トンダ 1950 スケルトン
8 ラルフ ローレン/オートモーティブ 39MM クロノメーター
9 オーデマ ピゲ/ミレネリー
10 ピアジェ/ピアジェ エンペラドール