ブラック、ホワイト、シルバーに次ぐ人気色であるブルー。ビジネスシーンだけでなく、カジュアルな装いにも映えるブルーダイアルは今や定番となり、多くのブランドが価格を問わず展開している。また2022年は、明るく爽快なアイスブルーを採用するブランドも増え、新たな流行色として注目を集めてきた。今回は、美しいブルーダイアルの現行モデルを集計。位は不動のロレックス、続いてダイアルの色彩表現を得意とするH.モーザーがランクインした。
永遠の定番、ブルーダイアルウォッチ
10位 ブルガリ/オクト フィニッシモ オートマティック
15point / 2persons

●薄さで注目を集めるオクト フィニッシモ。時計としてのパッケージは比類ないが、個人的には凝った文字盤も推したい。ブルガリはラッカーを重ねる手法に取り組み、最近は非常に良い発色を得た。分かりやすいほどの高級感は、むしろ本作には合っているだろう。(広田)
9位 ブライトリング/ナビタイマー B01 クロノグラフ 43
16point / 2persons

●アイスブルーの第一印象は「ありえへん!」、だが見ているうちに「いいじゃん!」。その気にさせる“魔改造”は恐るべし。(菅原)
8位 オメガ/デ・ヴィル プレステージ
18point / 2persons

●古くから青文字盤の名作が多いオメガだが、本作はドレッシーな印象。ドーム型にカーブする深みのある青文字盤は、サンブラッシュ仕上げの効果もあって高級感があり、セドナ™ゴールドケースとの相性も抜群だ。光の当たる角度によって表情を変える青は眺めていて楽しい。(安藤)
7位 パルミジャーニ・フルリエ/トンダ PF GMT ラトラパンテ
22point / 2persons

●シンプルなデザインを引き立てる上品な「ミラノブルー」が好印象。凝ったギヨシェ彫り模様も洗練された味わい。(菅原)
6位 ロレックス/オイスター パーペチュアル 41
23point / 2persons

●吸い込まれそうな深いブルーに彩られたオイスター パーペチュアル。日付がなくスッキリしていて、より一層ブルーの魅力が際立つ。(名畑)
5位 A.ランゲ&ゾーネ/オデュッセウス
24point / 2persons

●外周に施された「アジュラージュ」仕上げと、質感のある平面の組み合わせという凝った文字盤は、何ともいえないモダンな色味で、ブランドの新時代を感じさせる。A. ランゲ&ゾーネはクラシックな時計が多い印象があるが、意外なことに他にも青文字盤の秀作が多いので、青文字盤好きは要チェックである。(安藤)
4位 パテック フィリップ/ゴールデン・エリプス
29point / 2persons

●1970年代に見たときは中途半端なデザインだと思ったが、今は非常に魅力的に感じるモデル。特にこのフォルムには、サンレイ仕上げのブルー文字盤がよく似合う。(名畑)