【86点】ウブロ/スクエア・バン ウニコ オールブラック

FEATUREスペックテスト
2022.09.23

ウブロ

1980年に創業したウブロは、素材やアイデア、パートナーシップの多様性を体現するブランドで、数多くの限定モデルを生み出している。ラインナップは、アイコニックな「ビッグ・バン」、伝統的な「クラシック・フュージョン」、「シェイプド」と名付けられたシリーズ、そして、その多くが通常のラウンド型ではないケースを持つ「MP(マスターピース)」で構成されている。2006年、ウブロはブランド初となる全体が黒で覆われた「オールブラック」を発表し、時計産業に衝撃をもたらした。ジュネーブ近郊のニヨンを本拠とし、時計だけでなく自社開発ムーブメントの製造もここで行う。


ウブロ/スクエア・バン ウニコ オールブラック

ラウンドウォッチをスクエア化させたウブロの実力
ウブロほど多彩なモデルを展開するブランドは珍しい。2022年、ウブロは素材や色だけではなくフォルムにも目を向け、スクエア型のモデルをリリースした。新作「スクエア・バン ウニコ」は、ウブロらしさをどのくらい体現しているだろうか?

スクエア・バン ウニコ オールブラック

リュディガー・ブーハー:文 Text by Rudiger Bücher
ウブロ:写真 Photographs by Hublot
岡本美枝:翻訳 Translation by Yoshie Okamoto
Edited by Kouki Doi (Chronos-Japan)
[クロノス日本版 2022年9月号掲載記事]

プラスポイント、マイナスポイント

+point
・表情豊かなデザイン
・軽く快適な装着感
・「ビッグ・バン」のコードへの適応に成功
・自社製ムーブメントを搭載
・ストラップを簡単に交換できる
-point
・ムーブメントの形がスクエアではない
・視認性にやや難がある