チャペックは、マザー・オブ・パールとアヴェンチュリンガラスを組み合わせ、星空を思わせる表情豊かで奥行きのある文字盤を特徴とする「プロムナード ミッドナイトパール」を発表した。マザー・オブ・パールとアヴェンチュリンガラスを共に0.2mmの薄さに仕立て、これらを重ね合わせる本作の技法には高い技術力が必要であり、文字盤専門メーカーのGT Cadrans社がこれを担当している。

星空のような「プロムナード」の限定モデル
チャペックは、マザー・オブ・パールとアヴェンチュリンガラスを重ねる特許取得済みの文字盤が魅力の「プロムナード ミッドナイトパール」を発表した。星空のようなアヴェンチュリンガラス越しに、マザー・オブ・パールの持つ自然なきらめきがのぞき、静かな水面に映る真夜中の空を想起させる幻想的な仕上がりとなっている。

自動巻き(Cal.SXH5.1)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.6mm)。5気圧防水。世界限定38本。予価528万円(税込み)。
マザー・オブ・パールとは、真珠を作り出す母貝の内側に形成される真珠層を指す。炭酸カルシウムと有機物が層状に重なる構造のため光の干渉を生み出し、見る角度や光源によって色味が変化する特性を持つ。時計においては、真珠層を薄く切り出して板状にして用いており、ひとつひとつ異なる表情豊かな文字盤を生み出す素材として人気がある。
ふたつの素材を組み合わせた表情豊かな文字盤
本作の文字盤製作を担当したのは、スイスのローザンヌ近郊に拠点を置く文字盤専門メーカーのGT Cadrans社である。本作の文字盤には、高い技術力を持つGT Cadrans社であっても、ふたりの専門職人にしかできない技法が盛り込まれている。

ベースとなるのは、独特のグレーカラーと、紫や緑の虹彩を備えたタヒチ産のマザー・オブ・パールである。これを0.2mmの薄さに加工し、その上に同様に0.2mmに仕上げたアヴェンチュリンガラスを重ねて1枚の文字盤としている。アヴェンチュリンガラスは微細な金属粒子を含むことが特徴で、本作ではブルーの色彩と金属粒子のきらめきによって夜空を思わせる表情を持つ。
このアヴェンチュリンガラスがマザー・オブ・パールと組み合わさることで、見る角度や光源により色調や表情が変化しつつ、きらめきがその上に広がり、奥行きのある、変化に富んだ文字盤が生み出されている。さらに、ふたつの素材はそれぞれ、ひとつひとつ異なる表情を備えることから、それらが組み合わさることで、本作は唯一無二の魅力を持つ腕時計となっている。




