2025年、MBOによって新たなスタートを切ったコルム。ジュネーブ・ウォッチ・デイズ2026では、今年完全リニューアルされたアイコンコレクション「アドミラル」に、ケースとブレスレットにセラミックスを採用した3モデルを追加した。

Text by Shin-ichi Sato
[2026年9月11日公開記事]
「アドミラル 39」セラミックモデル
コルムは、2026年に全面刷新した「アドミラル 39」の新作として、コレクション初となる、ケースからブレスレットまでセラミックスを採用した3モデルを発表した。アドミラルは、12角形ケース(ベゼル)や国際海洋信号旗をモチーフとしたインデックスがアイコンのコレクションで、2026年に刷新されている。この刷新により、ケースと一体型のインテグレーテッドブレスレットや、新開発のコルム専用ムーブメントCal.CO231(スケルトンモデルではCal.CO232)の搭載など、大幅にアップデートされていた。そして、ここに追加されるのが、今般発表されたセラミックモデルである。
セラミックスはステンレススティールより軽量で、耐傷性や耐腐食性を備える点が特徴だ。また、金属材料に比べてカラーに自由度があり、新作でもブルーとアンスラサイトカラーの2色のセラミックスが用いられている。ケースとブレスレットはセラミック製となったが、従来モデル同様に、ケースに統合されたプッシュボタン式のブレスレット着脱機構を搭載しており、工具を使わずにストラップへ交換することが可能だ。
シースルーバックからは、Cal.CO231あるいはCal.CO232のサテンブラッシュ仕上げやポリッシュ仕上げの面取り、グレイン仕上げのメインプレートなどを鑑賞可能である。ゴールドカラーの自動巻きローターには、コルムの象徴である「鍵」と「The Key of Time Since 1955」の文字があしらわれている。

Ref.A39.231.CB0.5Fは、アドミラルでは象徴的に採用されてきたブルーで仕立てたモデルだ。ブルー文字盤にブルーセラミック製ケースとベゼル、ブレスレットを組み合わせている。また、ブレスレットにはグレード5チタンをストライプ模様のように配置し、鮮明なコントラストを生み出している。文字盤とベゼル、ブレスレットには縦方向のサテン仕上げが施され、アイコニックな12角のベゼルの外周にはポリッシュ仕上げを施し、立体感を強調している。

自動巻き(Cal.CO231)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックケース(直径39mm、厚さ8.90mm)。50m防水。451万円(税込)。
Ref.A39.231.CB1.5Fでは、ブルーをベースにホワイトの細かな装飾を加えた文字盤を採用する。セラミックス製ケースとブレスレットに組み合わされるのは18Kローズゴールド製のベゼルとブレスレットのリンクであり、ブルーとローズゴールドの色調がそれぞれ引き立て合っている。

自動巻き(Cal.CO231)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックス×18KRGケース(直径39mm、厚さ8.90mm)。50m防水。792万円(税込)。
Ref.A39.232.CG0.5Gのアンスラサイトカラーモデルは、オープンワーク文字盤を採用したスケルトンモデルだ。ケース、ベゼル、ブレスレットまでアンスラサイトカラーのセラミックスで統一され、オープンワークが施されたスケルトンムーブメントCal.CO232に用いられる、シルバーカラーやゴールドカラーの部品が際立つ。

自動巻き(Cal.CO232)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。セラミックケース(直径39mm、厚さ8.90mm)。50m防水。594万円(税込)。



