パネライがフィレンツェ本店創業100周年を祝う「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」の2モデルを発表

2026.10.03

パネライは、1926年にサン・ジョヴァンニ広場で開店したフィレンツェ本店創業100周年を記念する新作、「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」の2モデルを発表した。両モデルとも、コレクターが所有する稀少なRef.6152/1のプロトタイプから着想を得ている。なかでも、プラチナテック™製のRef.PAM01734は、プロトタイプに見られるリュウズプロテクター表面の切り込みまで再現している。

パネライ「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」

パネライが歴史的なブティックの創業100周年を記念する「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」の2モデルを発表した。両モデルともに稀少なRef.6152/1のプロトタイプを着想源としている。なかでも、プラチナテック™製ケースを採用したRef.PAM01734は、グリーン文字盤とゴールドエフェクト仕上げの針を組み合わせたモデルとなる。


フィレンツェ本店創業100周年を祝うパネライ「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」が発表

 パネライは、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ広場にある本店が2026年に創業100周年を迎えたことを記念し、「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」の2モデルを発表した。1960年代のRef.6152/1の稀少なプロトタイプに着想を得た両モデルは、文字盤に「PANERAI FIRENZE」の刻印を配し、ブランドのルーツを表現している。ケースは直径44mmで、プラチナテック™製のRef.PAM01734は100本、ステンレススティール製のRef.PAM01794は1000本限定となる。

 パネライの歴史は、1860年にジョヴァンニ・パネライがフィレンツェに時計店と工房を設けたことに始まる。その後、店舗は市内を転々とし、1926年に「オロロジェリア・スヴィッツェラ」の屋号で、現在のサン・ジョヴァンニ広場へと移った。時計の販売に加えて組み立てや修理も担ったフィレンツェ本店は、時計製造の知識が蓄積される重要な拠点となった。現在でも同店には「OROLOGERIA」のサインや当時の木製ショーウィンドウが残っており、ブランドの歴史を今に伝えている。

新作は、コレクターが所有していた稀少なプロトタイプが着想源

 今回発表された2モデルの着想源となったのは、コレクターが所有し、パネライが本物であることを確認した、稀少なRef.6152/1のプロトタイプである。両モデルは、このプロトタイプの「PANERAI FIRENZE」の刻印を受け継ぎつつ、47mmだったケースを44mmへと変更している。また、クッション型のミドルケースやフラットなリュウズプロテクター、そしてポリッシュ仕上げとサテン仕上げの対比といった特徴を取り入れている。風防にはドーム型サファイアクリスタルを採用し、1960年代のモデルに用いられたプレキシガラスの表情を想起させる仕上がりとなっている。

 両モデルはシンプルな2針表示を採用し、文字盤はアイコニックなサンドイッチ構造となっている。切り抜かれたアラビア数字インデックスとバーインデックスに、蓄光塗料を施したペンシル型の時分針を組み合わせた。真鍮製の文字盤にはサーキュラーブラッシュド仕上げを施し、光を受けた際の輝きや色調の変化を生み出している。

フィレンツェ本店創業100周年を記念するふたつのバリエーション

  プラチナテック™製のRef.PAM01734は、ケースにグリーン文字盤とゴールドエフェクト仕上げの針を組み合わせたモデルだ。プラチナテック™とはプラチナを95%含む特殊合金で、独自の処理によって標準的なプラチナに比べて硬度を85%高めている。シースルーバックからムーブメントを観賞できる。

パネライ「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」

パネライ「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」Ref.PAM01734
手巻き(Cal.P.5000)。21石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約192時間。プラチナテック™ケース(直径44mm)。100m防水。世界限定100本。840万4000円(税込み)。

 
 Ref.PAM01734の注目すべきディテールは、着想源となったRef.6152/1のプロトタイプに由来する、リュウズプロテクター表面に設けられた切り込みである。これは、手袋を着用している場合や視界の悪い環境でも、操作性を確保するために試験的に導入されたものである。

パネライ「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」

プラチナテック™製のRef.PAM01734は、着想源となったプロトタイプの特徴であるリュウズプロテクター表面に設けられた切り込みや1960年代当時のプレキシガラスを想起させるドーム型サファイアクリスタル風防を採用した。

 一方のRef.PAM01794は、ステンレススティール製ケースが採用され、ブラック文字盤と青焼きの時分針を組み合わせている。この青色は約300℃の加熱処理によって生み出されるもので、パネライのヴィンテージモデルにも見られる意匠だ。ケースとベゼルにはポリッシュ仕上げ、リュウズプロテクターにはサテン仕上げを施している。ソリッドバックにはフィレンツェ本店の刻印が施される。

パネライ「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」

パネライ「ルミノール フィレンツェ オットジョルニ」Ref.PAM01794
手巻き(Cal.P.5000)。21石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約192時間。SSケース(直径44mm)。300m防水。世界限定1000本。163万9000円(税込み)。

 両モデルには、手巻きムーブメントのCal.P.5000が搭載されている。このムーブメントは、ふたつの香箱によって約192時間のパワーリザーブを確保する。輪列の大部分を2枚の幅広いプレートで挟み込む構造を採用し、テンプを両持ちにすることで耐久性を高めた設計が特徴だ。また、防水性能はRef.PAM01734が100m、Ref.PAM01794が300mとなっており、日常使いにおいて十分な安心感をもたらす仕様である。

 いずれのモデルのストラップにも、フィレンツェの百合の紋章をホットスタンプしたトスカーナ産カーフレザーを採用している。Ref.PAM01734はブラックカーフにホワイトゴールド製の尾錠を合わせ、グリーンラバーの替えストラップが付属する。Ref.PAM01794はダークブラウンカーフにステンレススティール製の尾錠を組み合わせ、ブラックラバーの替えストラップが付属する。



Contact info:オフィチーネ パネライ Tel.0120-18-7110


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