ユリス・ナルダンが「フリーク ONE ギヨシェ」を発表。アワーディスクの繊細な表情に注目

2026.09.29

ユリス・ナルダンは、精緻な幾何学模様が魅力のギヨシェ装飾をアワーディスクに施した「フリーク ONE ギヨシェ」を発表した。このアワーディスクはサンドカラーのCVDによりニュートラルな色調に仕上げられており、ここにギヨシェ装飾が組み合わされることで、フリーク ONE特有の前衛的な構造に、これまでとは違った表情が加えられている。ケースとベゼルはチタン製で、ベゼルのデザインは「スーパー フリーク」から着想を得て再設計されている。

ユリス・ナルダン フリーク ONE

ユリス・ナルダンが、フライングカルーセルによって分を表示する独創的な機構と、伝統的なギヨシェ装飾を組み合わせた「フリーク ONE ギヨシェ」を発表した。本作のアワーディスクは、サンドカラーのCVDによりニュートラルな色調に仕上げられている。


独創的な機構と伝統的な装飾芸術を融合させた「フリーク ONE ギヨシェ」が登場

 ユリス・ナルダンは、ムーブメント自体が回転して時刻を表示する「フリーク ONE」をベースに、時表示を担うアワーディスクにギヨシェ装飾を施した「フリーク ONE ギヨシェ」を世界限定99本で発売する。本作はサンドカラーのディスクに、ライトグレーのチタン製ケースとグレーのラバーストラップを組み合わせられ、ニュートラルな色調にまとめられている。なお、同時に発表された「フリーク ONE ブルーエナメル」では、サンレイパターンのギヨシェを施したアワーディスクにブルーエナメルを重ね、伝統的な装飾技法と前衛的な機構の融合を、異なる表情で提案している。

ユリス・ナルダン フリーク ONE

ユリス・ナルダン「フリーク ONE ギヨシェ」Ref.2403-500LE-4A-GUI/3A
自動巻き(Cal.UN-240)。15石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約90時間。Tiケース(直径44mm、厚さ13.3mm)。30m防水。限定99本。1272万7000円(税込み)。

 2001年に誕生した「フリーク」は、ムーブメント自体が回転して時刻を表示する構造と、シリコン製脱進機の採用によって、時計製造に新たな可能性を示したコレクションだ。その系譜において、2023年に登場したフリーク ONEは、初代の「文字盤も針もリュウズも持たない」という構成を受け継ぐモデルに位置付けられる。リュウズを備える「フリーク X」とは異なり、時刻調整は6時位置のセーフティロックを解除し、ベゼルを回転させて行う。

精緻に刻み込まれた幾何学模様が魅力のギヨシェ装飾を採用

 新作となるフリーク ONE ギヨシェの最大の特徴は、フリーク ONEの独創的な機構に、伝統的な装飾芸術であるギヨシェを融合させたアワーディスクだ。ムーブメントと一体になって時を表示するこのディスクには、ダイヤモンドパターンのギヨシェ装飾を採用する。精緻に刻み込まれた幾何学模様は、光を受けるたびに豊かな陰影と繊細な表情を見せ、回転する機構の背景に、奥行き間やきらめきといった視覚効果をもたらしている。

 この装飾の魅力をさらに高めるのが、サンドカラーのCVDによる仕上げだ。サンドカラーのニュートラルな色調とギヨシェ装飾が組み合わさることで、フリーク ONE特有の機構がいっそう際立つ意匠となった。

ユリス・ナルダン フリーク ONE

サンドカラーのニュートラルな色調とダイヤモンドパターンのギヨシェ装飾が組み合わさることで、豊かな陰影と繊細な表情を見せて、奥行き感やきらめきといった視覚効果をもたらす。なお、文字盤縁の凹凸は、フライングカルーセルを分針として回転させるためのインターナルギヤだ。

フリーク ONEの独自性を生み出す自動巻きムーブメントのCal.UN-240

 フリーク ONEのデザインを語るうえで忘れてはならないのはムーブメントだ。本作には自動巻きムーブメントのCal.UN-240が搭載される。フライングカルーセルが60分で1回転して分を示し、その下に配されたアワーディスクが12時間で1回転することで、ディスク上のポインターが時を示す仕組みだ。シリコン製の大型テンワとヒゲゼンマイ、ダイヤモンシル製のガンギ車とアンクルはフライングカルーセルに取り付けられ、そのフライングカルーセルを上方から支えるブリッジを持たないことから、機構が空中に浮かんでいるかのように見え、作動の様子を隅々まで鑑賞することができるのである。また、シリコンにダイヤモンドコーティングを施したダイヤモンシルの効果により、脱進機の耐摩耗性や耐衝撃性が高められている。

ユリス・ナルダン フリーク ONE

シースルーバックからのぞく、Cal.UN-240。表裏から前衛的な意匠を見せるのがフリーク ONEの特徴と言える。

 この自動巻き機構には、ユリス・ナルダン独自のグラインダーシステムが搭載される。このシステムとは、自動巻きローターが厚さわずか0.12mmの超薄型レバーを4本備えたフレームに接続されており、従来の巻き上げシステムと比較して回転による作動範囲を拡大し、高い巻き上げ効率を実現している。ケースバックを反時計回りに回すことで手動での巻き上げも可能で、パワーリザーブは約90時間を確保している。

軽量でスポーティーなケースとストラップ

 ケースとベゼルはチタン製で、サテン仕上げとサンドブラスト加工を組み合わせる。ベゼルは「スーパー フリーク」から着想を得て再設計され、角張ったノッチを減らし、形状に柔らかさを持たせている。直径44mm、厚さ13.30mmのケースには、バリスティックテクスチャーを施したグレーの一体型ラバーストラップを合わせ、チタン製のデプロワイヤントバックルを備えている。



Contact info:ソーウインド ジャパン Tel.03-5211-1791


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