パネライが独自の水平トゥールビヨン機構を搭載した新作「ルミノール トゥールビヨン」を発表した。前衛的なスケルトン仕様が目を引く本作は、AM/PM表示が可能なGMT機能を搭載している。パワーリザーブインジケーターも備え、実用的なコンプリケーションモデルに仕上がっている。

1960年代のデザインコードに最先端の複雑機構を融合させたハイエンドウォッチ
パネライが「ルミノール」コレクションのハイエンドモデルとして「ルミノール トゥールビヨン」を発表した。

手巻き(Cal.P.2005/T)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約144時間。Tiケース(直径47mm)。10気圧防水。2718万1000円(税込み)。
本作では、鮮やかなブルーのブリッジおよびプレートを全面に押し出した、大胆なスケルトン構造が取り入れられている。ハイライトとなるのは、10時半位置に覗く特許取得済みの水平トゥールビヨン機構だ。一般的なトゥールビヨンは60秒で水平に1回転する。一方、本機構はテンプを収めるケージが30秒に1回立体回転するメカニズムを備える。重力によって引き起こされる歩度への影響は、より効率的に補正される仕組みだ。

9時位置には、トゥールビヨンインジケーターが組み込まれている。これはスモールセコンドのインダイアル内に設置されており、ケージと同じ速度で回転する。また、短針の単独操作が可能なGMT機構を備えている。さらに3時位置のAM/PM表示により、第2時間帯の午前午後がひと目で分かる仕様だ。

搭載ムーブメントのCal.P.2005/Tは、厚みを抑えたまま3つの香箱を直列に配置した。これに伴い、約6日間ものロングパワーリザーブを実現している。巻き上げ残量は、7時位置の扇形パワーリザーブ表示によって確認が可能だ。本ムーブメントは、ブリッジおよびプレートにグレード5チタンを採用。強度を維持したまま、大幅な軽量化が図られている。その結果、直径47mmという大ぶりな設計でありながら、腕時計全体の重量は約105gにまで抑えられた。

なお本作には、ブルーのアリゲーターストラップに加え、交換用として同色のラバーストラップが付属する。前者はチタン製のフォールディングバックル、後者はピンバックルが取り付けられており、シーンに応じた使い分けを楽しめる。腕時計本体とこれらの付属品は、専用デザインのチェリーウッドボックスに収められてる。



