2021年 コルムの新作時計まとめ

FEATURE2021年新作時計
2021.04.20

アドミラル45 オートマティック オープンワーク フライングトゥールビヨン&カーボン

アドミラル45 オートマティック オープンワーク フライングトゥールビヨン&カーボン

コルム「アドミラル45 オートマティック オープンワーク フライングトゥールビヨン&カーボン」
自動巻き(Cal.CO298)。37石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。カーボン(直径45mm、厚さ14.3mm)。100m防水。世界限定48本。902万円(税込み)。

「アドミラル コレクション」に、コレクションの中でシンボリックな存在となる「アドミラル45 オートマティック オープンワーク フライングトゥールビヨン&カーボン」が発表された。アドミラルは伝説的なヨットレースのアドミラルズカップをインスピレーションの源とするコレクションで、コルムの中核を為してきた。特徴的な12角形のベゼルと船舶間通信用の航海ペナントをアワーインデックスとするデザインコードに、海洋や船舶をイメージさせるモチーフを取り込みながらコレクションが拡充されてきた。今作の特徴は、45mm径の大ぶりなケースをブランド初採用となる強度に優れたウルトラライトカーボンで製作し、カーボン素材の中に18Kローズゴールドパウダーを合わせることで、個体ごとに異なるメタリックな輝きを加えている点にある。搭載する自動巻きムーブメントCal.CO298は、6時位置に今作の特徴的なフライングトゥールビヨンを備え、3時位置にパワーリザーブインジケーター、9時位置に3分計を配する。フライングトゥールビヨンは、ダイアル側とケースバック側の両面から鑑賞可能なオープンワーク仕様であり、この複雑機構を構成する各部品の動きをつぶさに鑑賞可能だ。今作には、表面に合成繊維、裏面にゴムを使用したバイマテリアルストラップが組み合わされる。このストラップは、ラグとシームレスに組み合わさるように設計されており、時計と手首の間に生じる隙間を最小限に抑えて、装着感を高めている。




アドミラル 42 オートマティック

アドミラル 42 オートマティック

コルム「アドミラル 42 オートマティック」
自動巻き(Cal.CO395)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS(直径42mm、厚さ10.3mm)。100m防水。

「アドミラル 42 オートマティック」に、1種2バリエーションの定番モデルが追加された。今作は、サンレイ仕上げが施されたブルーダイアルのモデルで、アドミラルのデザインコードのひとつである船舶間通信用の航海ペナントを模った色彩豊かなインデックスが映えるものとなっている。また、従来モデルと同様に、ケースはSS製で、ブレスレットモデルとブルーのラバーブレスレットモデルのバリエーションが用意される。ベゼルとブレスレットには、ポリッシュとヘアラインの2種類の仕上げを使い分け、立体感のあるデザインに仕上げている。