2024年 クロノスイス新作時計を一挙紹介！

クロノスイスがウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブで発表した、2024年新作時計をまとめて紹介する。レギュレーター表示を得意とするクロノスイスは、今年も同機構を備えた新作モデルを発表した。特に注目は、新しいシリーズとなる「ストライク・ツー」である。

クロノスイス「ストライク・ツー」

　クロノスイスの新シリーズ、「ストライク・ツー」が発表された。横一列に並んだレギュレーター機構は、1994年に発売された「トラ」に着想を得たものだ。3時位置に時表示、中央に分表示、9時位置に秒表示を配している。

　バリエーションは2種類用意されている。縦方向のサテン仕上げが施されたダークグレーダイアルにゴールドカラーを散りばめた「ストライク・ツー ゴールデンギア」は、ラグジュアリーな雰囲気が魅力だ。「ストライク・ツー H2O」は、その名の通り水の持つ流動性を表現した爽やかなモデルであり、水面のような複雑なパターンが与えられたダイアルを持つ。見る角度によって色味が変化するCVDコーティングによって、ブルーやパープルへと鮮やかに色が移り変わる。

　ステンレススティール製ケースは直径40mmと、取り回しやすいサイズに収められている。シースルーバックからのぞくムーブメントは、ラ・ジュー・ペレ社との共同開発によって誕生した、自社製のCal.C.6000である。面取りやコート・ド・ジュネーブが施されたブリッジ等、細部にまで与えられた仕上げを楽しむことができる。

クロノスイス「レ・セック マニュファクチュール」

　2020年に誕生し、そのユニークなデザインによって注目を集めてきた「レ・セック」シリーズに、新世代モデル2種が登場した。

　放射状に広がるギヨシェ装飾が特徴の「レ・セック マニュファクチュール グリーンモンスター」は、1960年代のボンネビルのスピードレースに着想を得たモデルだ。ダイアルにはCVDコーティングが施され、グリーンからブルーへ変化する様子を楽しむことができる。

　「レ・セック マニュファクチュール バーティカル ブルー」は、縦方向のコート・ド・ジュネーブ装飾の上に、CVDコーティングを施した鮮やかなブルーダイアルが特徴だ。
　新しいレ・セックでは、直径42mmのグレード5チタン製ケースを採用し、軽量化が図られている。レギュレータースタイルのダイアルは、12時位置に時表示、中央に分表示、6時位置にはレトログラードによる秒表示が配されている。ムーブメントは、新開発の自動巻きCal.C.6005を搭載する。