ムーンフェイズ再発見[個性派月齢図鑑]

2017.06.28

メートル・デュ・タン チャプター・ワン ラウンド トランスパレンス
ムーンフェイズ表示のみならず、6時側には曜日表示のローリングバーを搭載したコンプリケーションウォッチ。クリストフ・クラーレやスピーク・マリンらの技術の粋を集めたマスターピース。手巻き(Cal.SHC02.1)。2万1600振動/時。18KRG(縦62×横59mm)。世界限定11本。8690万円。問オールージュ Tel.03-6268-8532

月相をローリングバーで表示する独創的なムーンフェイズ機構を搭載。陽極酸化処理を施した耐食性アルミニウムに月と星のカラーをペイントしたロールと、月と星の形に穿孔したマット仕上げのブラックカバーで構成されている。軽量な素材を使うことでこの機構を実現させた。


ユリス・ナルダン ムーンストラック
アースディスク、ムーンディスク、サンディスクで示した天体の位置関係をもとに潮汐の予測を可能にした。新月の時に月と太陽の引力の影響を受け、潮汐力が高くなることが3枚のディスクで再現されている。自動巻き(Cal.UN-106)。2万8800振動/時。Pt(直径46mm)。1650万円。問DKSHジャパン☎03-5441-4515

ムーンフェイズは2枚のディスクで構成されており、文字盤のセンターに固定されたアースディスクの周りを回転する。地球、月、太陽の位置関係を文字盤上で示しているため、ムーンディスクで表示している月相における各天体の位置関係を知ることが可能。


IWC ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー
577.5年で1日の誤差を実現したCal.5000を進化させた、Cal.52000系ムーブメントを搭載した最新作。文字盤と4つのサブダイアルの色が統一されたことで、ムーンフェイズの存在感がより際立っている。自動巻き(Cal.52615)。2万8800振動/時。18KRG(直径44.2mm)。449万円。問IWC Tel.0120-05-1868

北半球と南半球の月相を同時に表示するムーンフェイズ。北半球と南半球では月の欠ける方向が正反対になることを再現している。前モデルにあった満月までのカウントダウン表示が取り除かれたが、代わりにサブダイアルには夜空をイメージさせる星がちりばめられている。