『クロノス日本版』11月号(Vol.121)が、2025年10月6日(月)に発売された。創刊20周年を記念した第一特集「時計産業の過去、現在、そして未来」では、この20年を我々『クロノス日本版』の歩みとともに振り返り、高級時計産業の現在と未来を展望する。

Chronos 11月号(vol.121)10月6日発売
第一特集 時計産業の過去、現在、そして未来
2005年10月に創刊した『クロノス日本版』は、いま20周年を迎えた。その間に高級時計は市民権を獲得し、日本市場もプレゼンスを拡大。日本の時計メーカーも世界中で存在感を増しつつある。当時と現在とを比べてみれば、正直隔世の感がある。
この20年間に、時計産業では何が起こり、そして未来には一体何が来るのだろうか? 私たち『クロノス日本版』の歩みとともに振り返り、高級時計産業の現在、そして未来を展望する。
第二特集 革新を続けるカレラの肖像
タグ・ホイヤーの現行コレクションの中でも、最大のリファレンス数を誇る「タグ・ホイヤー カレラ」。その系譜は1963年のクロノグラフから始まり、デザイン性の拡散と多様化を繰り返してきた。そのため高品質であること以外の「カレラとは何か?」という根源的な問いに、最適解を導くことは難しい。
ここではカレラが内包するエレガンスという側面と、最新の技術革新を軸に、その肖像を明かしていく。
腕時計パラノイア列伝 第64回「祖業から始まった精密の系譜──Orbray最前線」

機械式時計の軸受宝石の製造を祖業とするOrbray。その祖業が鍛え上げた「切る・削る・磨く」という独自かつ高度なノウハウを武器に、今や世界を舞台に活躍する同社の最前線に迫る。
[20周年特別付録]永遠に語り継がれるタイムピース

今や、第2の黄金期を迎えたと言われる時計産業。2000年以降に普及した新しい技術や工作機械は、望むものをほぼなんでも形にできるようになった。
その表れのひとつが、新時代の定番である。過去のノウハウと造形に今の技術を接ぎ木した各社の定番モデルは、今や、往年の傑作に比肩するほどの完成度を誇る。つまりは、永遠に語り継がれるタイムピースの出現だ。
※電子版には特別付録は付いておりません。

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