2023年にルイ・ヴィトンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の傘下へ入り、再スタートを切ったダニエル・ロート。同ブランドは、2026年のジュネーブ・ウォッチ・デイズにて「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」を披露した。

Text by Kento Nii
[2026年9月6日公開記事]
「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」
ダニエル・ロートから発表された新作「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」は、既存のエクストラ プラットのデザインコードを踏襲しつつ、18Kローズゴールド製ケースとブラックダイアルを組み合わせた、シックな外観のタイムピースだ。

手巻き(Cal.DR002)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KRGケース(縦38.6×横35.5mm、厚さ7.7mm)。30m防水。5万5500スイスフラン(税抜き)。
このブラックダイアルには1960年代から使われている技法が取り入れられている。ギヨシェ装飾を施した後にブラックニッケルメッキがかけられており、このブラックニッケルがギヨシェを損ねないよう、しかし厚みを持たせているため、ローマンインデックスが黒い部分よりも少し下がっているのだ。なお、ブランド名や個別のシリアルナンバーも一緒にスタンピング加工された後にブラックニッケルがかけられるので、いずれもダイアル自体へ埋め込まれているような、なめらかな仕上がりとなっている。

18Kローズゴールド製のケースは、ラウンドとスクエアの要素を組み合わせた「ダブルエリプス(二重楕円)」のフォルムを受け継いでいる。サイドに施されたひだ状の装飾や、厚さ7.7mmというスリムな仕立てが特徴だ。また、ストラップにはブラックのカーフレザーが組み合わされ、時計全体にローズゴールドとブラックのコントラストが映えている。

内部には、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が開発・組み立てを手掛けた手巻きムーブメントCal.DR002を引き続き搭載する。ケースの輪郭に合わせて専用設計された本機は、厚さ3.1mmという薄型設計ながら、4本アームのフリースプラングテンプによる安定した精度と、約65時間の実用的なパワーリザーブを兼ね備えている。




