アストロン、アテッサ、オシアナスを比べよう。魅力や特徴を紹介

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2020.05.09

腕時計を選ぶにあたって重視する点はどこだろうか。もちろん、身につけるうえではビジュアルやブランドバリューなども大切だが、動作を止めず正確な時刻を示すことも重要だ。充電の必要がなく、正確に時を刻む電波ソーラー腕時計の魅力と代表的な3ブランドを紹介する。

カシオ オシアナス


電波ソーラー腕時計の魅力と選び方

電波ソーラー腕時計のメリットは大きくふたつある。ひとつはどこにいても、常に正確な時間を教えてくれること。そしてもうひとつが、通常の腕時計の3~4倍と言われる長い電池寿命である。

この2点について詳述しながら、電波ソーラー腕時計の魅力と選び方のポイントを解説しよう。

電波ソーラーの魅力

カシオ「オシアナス」は独自のソーラー充電システムであるタフソーラーを採用。受光効率を向上させたことにより電波受信に必要な電力を確保するのみならず、透過率の低いダイアルを採用したり、時分針やインデックスのデザインの自由度を高めたりすることが可能になった。

正確な時間を常に示すことは、腕時計にとって重要なポイントだ。そもそも、正しい時刻を表示できなければ時計としての価値は見いだせなくなってしまう。

また、安定して作動し続けることも大切だ。文字盤に目をやった時に、針が動いていなければ時計としての役割は果たせない。

こうした性能を両立させた時計のひとつに電波ソーラー時計がある。

電波時計とは標準時刻に関する電波を受信し、時刻を自動的に修正する機能を搭載した時計。そこに、太陽光や蛍光灯などの光エネルギーを利用して駆動する機能を併せ持ったものが電波ソーラー時計である。

これらの機能により、長期間に渡る電池寿命を備え、世界のどこにいても正確な時刻を把握できる。これこそが電波ソーラー腕時計の魅力だ。

比較のポイント

電波ソーラー腕時計といっても、多様な機種がある。それらの中から、なにを重視してチョイスするかは、ユーザーの好みに委ねられることになる。

シチズン アテッサ

シチズンの「アテッサ」がケースとブレスレットに採用しているのが、純チタニウムを加工し、さらに独自の表面硬化技術であるデュラテクトを施したスーパーチタニウム。一般的なステンレススティールの5倍以上の硬さを実現し、キズや錆に強いだけではなく、肌にやさしく快適な装着感を生み出している。

素材もひとつの判断基準だ。電波ソーラー腕時計には、主にチタン製とステンレススティール製がある。

チタンは、高い耐久性を持ちながらも軽量な点が特徴だ。他方、ステンレスの利点は、錆びにくくしかも高硬度で見た目にも高級感があることだろう。

防水性のレベルも多岐に渡る。20気圧防水を施し素潜りにも対応できるタイプから水辺のレジャーに対応できる10気圧防水、水仕事に耐える5気圧防水、さらには日常生活レベルの2~3気圧防水まで、ユーザーのライフスタイルに適したものを選べる。


セイコー アストロンの特徴や機能

セイコー アストロン

「クオーツ アストロン」のデザインに現代的な解釈を加え、立体的なフォルムに仕上げた、セイコー アストロン「グローバルライン スポーツ 5X チタン SBXC063」。ケースとブレスレットに用いたチタンには独自の表面加工技術ダイヤシールドが施され、小傷を付きにくくしている。GPSソーラームーブメント(Cal.5X53)。フル充電時約2年稼働(パワーセーブ時)。Ti(直径42.8mm)。20気圧防水。26万円(税別)。2020年7月10日発売予定。
問セイコーウオッチお客様相談室 Tel.0120-061-012

「セイコー アストロン」の登場は、腕時計の世界に起きた精度革命とも言えるもので、時計ファンに大きな衝撃を与えた。その特徴や機能について迫ってみたい。

アストロンの概要

「クオーツ アストロン」と名付けられた世界初のクォーツ時計が誕生したのは1969年のことだ。それ以降、腕時計の精度は飛躍的に向上し、正確な時を刻む時計作りの技術は大いに発展した。

そして2012年、「アストロン」の名を冠した時計の誕生により、腕時計の歴史には再び革命が起きたとされる。

GPS機能を搭載した「セイコー アストロン」は、世界全39のタイムゾーンに対応。世界のどこに移動して、その土地との時差が判断できなくとも、ひとつのボタン操作で正確な時を教えてくれるのである。

セイコー アストロンの登場は、不可能とされた小型GPSアンテナを搭載し、既存の腕時計の概念を覆したことで、腕時計の新たな歴史を飾ったブランドと言えるだろう。

タイムゾーン修正やスマートセンサー

電波時計の主要機能であるタイムゾーン修正だが、そのために必要なGPS衛星の捕捉状況表示は、セイコー独自の機能である。

時・分・秒の3軸独立運針と高速モーターを搭載することで、時刻修正時の高速運針を実現している。

GPS衛星からの自動時刻受信を1日に最大2回実行するスーパースマートセンサーも、アストロンだけが有する機能だ。太陽光がダイアルに当たると受信タイミングを自動で調整し、GPS衛星から電波受信を開始する。

衛星からの時刻情報に対し、例えわずかでもズレが生じていれば、即座に正確な時刻へと修正してくれる。

【2020新作時計】セイコー「セイコー アストロン チタンモデル」

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