一流のセレブたちは一体どんな腕時計を選ぶのか? 世界のセレブたちのワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は歌手、セリーヌ・ディオンの腕時計を紹介しよう!
セリーヌ・ディオン
1968年3月30日生まれ、カナダ出身のセリーヌ・ディオン。圧倒的な歌唱力と声量の持ち主で、映画「タイタニック」の「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や、ディズニーの長編アニメ映画「美女と野獣」の主題歌といった数多くのヒット作を手掛け、グラミー賞やアカデミー賞などの栄誉に輝いてきた世界的な歌手だ。
才能に気を取られて見落とされがちだが、セリーヌはそのファッションにも注目を浴びるセレブリティのひとりでもある。ファッション誌では、グラマラスなドレスや、スタイリッシュなパンツルックまで幅広く着こなす"おしゃれ番長"としてもその装いが紹介されてきた。近年ではジェンダーニュートラル(性別の区別をしない)な子ども服のブランド「NUNUNU」の、カプセルコレクションとなる「CELINUNUNU」も手掛けている。
ファッションアイコン、そして歌姫として輝き続けるセリーヌ・ディオン。そんな彼女が選ぶ腕時計とは何だろうか。この写真は2016年にアメリカ、ニューヨークのテレビスタジオへ現れた彼女の姿だ。鮮やかな発色の赤とスカイブルーのトップスに合わせたその腕時計は、ウブロの基幹モデル「ビッグ・バン」のレディスモデルであった。
ウブロ「ビッグ・バン ゴールド ホワイト ダイヤモンド」
独創的なデザインに特性の異なる素材を融合させ、現代的なセンスへと昇華させる時計ブランド「ウブロ」。創業は1980年と比較的若く、他の歴史ある高級ブランドとは一線を画した存在感に世界のセレブリティから支持が厚い。
現在ではレディスモデルの展開も充実を見せる。2005年に登場したビッグ・バンは主に直径45mm前後の大径サイズであったが、翌06年に直径41mmのユニセックスモデルを加え、そこから現在にかけて全体の約3割までレディスモデルを拡充させてきた。ケースサイズは直径41mm、40mm、39mm、38mmから、腕の細い日本人女性にもうれしい33mmまでがそろう。ムーブメントは自動巻き、もしくはクォーツで、機能はベーシックな3針モデルのほか、クロノグラフやムーンフェイズなどがある。
セリーヌが着用するのは、3時位置にスモールセコンドと、6時位置に12時間積算計、9時位置に30分積算計を備えるクロノグラフ搭載機だ。白文字盤とラバーストラップを組み合わせてスポーティーな装いながら、18Kローズゴールドのケースに文字盤を取り囲む114個のダイヤモンドがエレガントだ。年齢に関係なくファッションを自由に楽しむ彼女の凜とした強さまで輝かせている。
https://www.webchronos.net/features/46361/
https://www.webchronos.net/features/53734/
https://www.webchronos.net/features/38972/