【4K動画】往年の高精度機が刻む至高のビート音/ジャガー・ルクルト「ジオフィジック」

FEATURE時計動画
2021.04.12

全世界の時計好きと音フェチ感涙!! webChronosがお送りする「音で知る高級時計の世界」シリーズは“時計の音”にフォーカスした4K動画です。時計が発する音を愉しみつつ、美しいムーブメントの姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能してください。作業用BGMに、仕事終わりの晩酌のお供に。今回は1958年に発表されたジャガー・ルクルトの「ジオフィジック」Ref.E168を紹介します。動画視聴の際はヘッドホン推奨です。


ジャガー・ルクルト「ジオフィジック」

音で知る高級時計の世界/ジャガー・ルクルト「ジオフィジック」
撮影・編集:吉江正倫


高精度機らしいダイアルデザイン

1957〜58年にかけて実施された「国際地球観測年」に参加する科学者の着用を想定して作られた「ジオフィジック」。巻き上げヒゲゼンマイを採用し、5姿勢での調整が施された高精度機Cal.478BWSbrを搭載したジオフィジックの刻む音色は、まさにこの企画に相応しい心地よいものです。

高精度機らしい、視認性に優れたダイアルデザインも見所です。センターセコンドと分針はもちろんインデックスに届いており、さらにどちらも先は丁寧に曲げられています。

純白のダイアルには梨地処理がされており、強い光源下でも光が乱反射することなく、しっかりと時刻の読み取りは可能です。

60年以上前に1000本のみが販売された貴重なモデルを、4Kの高画質動画でお楽しみください。


紹介モデル概要

ジャガー・ルクルト「ジオフィジック」

ジャガー・ルクルト「ジオフィジック」
手巻き(Cal.478BWSbr)。17石。1万1800振動/時。SS(直径35mm)。

国際地球観測年が実施されていた1958年に発表された限定モデル。当時のジャガー・ルクルトとしては珍しく巻き上げヒゲをヒゲゼンマイに採用し、さらにスワンネック型緩急針を持つCal.478BWSbrを搭載する。また、このムーブメントを軟鉄製のインナーケースに包むことで耐磁性能も獲得していた。