オーデマ ピゲの定番 ロイヤル オーク クロノグラフ。人気の秘密とは?

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2022.10.11

雲上ブランドのクロノグラフを検討しているなら、オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク クロノグラフ」がおすすめだ。スポーティーな雰囲気をより強めながらも、ロイヤル オークらしい、ラグジュアリーな意匠をしっかりと感じられるだろう。特徴と人気モデルを紹介する。

ロイヤル オーク クロノグラフ


オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフの特徴

「ロイヤル オーク クロノグラフ」には、それを身に着ける人を魅了するさまざまな優位性が存在している。モデルに備わった主な特徴を確かめておこう。

華やかでラグジュアリーな存在感

ロイヤル オーク クロノグラフはケース素材とダイアルカラーのバリエーションが充実し、さらにレザーのストラップを採用したモデルも展開するなど、多彩な組み合わせによる華やかさが特徴的である。

ケースの素材には、ステンレススティールをはじめ、ピンクゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールドも使われており、腕元にたしかな存在感を与えてくれる。

ステンレススティールケースモデルも、アワーマーカーにホワイトゴールドを使用しているため、まさに高級感をまとった、ワンランク上のスポーツウォッチと言えよう。

スーツスタイルにも合わせやすいサイズ感

ロイヤル オーク クロノグラフが初めて登場した時のケースサイズは、39mmとやや小ぶりであった。その後はトレンドに合わせて大型化し、しばらく41mmが主流となる。

しかし、2019年に発表されたモデルは、ケース径38mmと初期型以上に小さくなっている。近年の小型化の流れを意識したものであろうが、日本人男性には適したサイズと言えるだろう。

2021年の最新作では、再び41mmのケースサイズとなっている。現在の標準的なサイズであり、スーツスタイルにも合わせやすいはずだ。

伝統的なグランドタペストリー

ロイヤル オーク クロノグラフ(Ref.26239OR.OO.1220OR.01)

2021年に発表されたケース径41mmの「ロイヤル オーク クロノグラフ(Ref.26239OR.OO.1220OR.01)」。グランドタペストリー模様を施したブルーダイアルを採用し、18Kピンクゴールドとのコンビネーションが上品な雰囲気を放っている。

ロイヤル オークの文字盤には、オーデマ ピゲ独自の装飾であるタペストリーが施されている。正方形で区切られた、均一で美しい模様だ。

ロイヤル オーク クロノグラフの文字盤にも、正方形が大きめに区切られたグランドタペストリーが施され、ロイヤル オークの伝統を受け継いでいる。

グランドタペストリーは格子状に見えるが、溝はくさび形であり、正方形には全体にスパイラルが彫り込まれている。光の反射を上品に演出し、文字盤全体にエレガントな表情を与えている。


既存モデルと新作モデルの違い

「ロイヤル オーク クロノグラフ」は、伝統を守りつつチャレンジを続けるブランドの姿勢が見事に表現されたモデルだ。ここでは新作モデルと既存モデルとの違いを確かめていこう。

完全一体型クロノグラフ Cal.4401を搭載

ロイヤル オーク クロノグラフの新作モデルには、最新型の完全一体型クロノグラフムーブメントCal.4401が採用された。これは「CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ」にも搭載されていた機構だ。

コラムホイールとフライバック機能により、クロノグラフを止めた後、リセットせずに再スタートできるようになっている。各カウンターの針も、しっかりとゼロリセットできる。

ハイビート設計であるにもかかわらず、約70時間のパワーリザーブを誇り、高い精度を安定して保つ点も特徴だ。

サファイアケースバックを採用

ロイヤル オーク クロノグラフ

2021年発表モデルはロイヤル オーク クロノグラフ初となるサファイアケースバックを採用。搭載するのは2019年に誕生した自社製の自動巻き一体型クロノグラフキャリバー4401で、サファイアケースバックを通して、その繊細な仕上げや動きを眺められる。

ロイヤル オーク クロノグラフとして初めて、サファイアケースバックを採用した点も、新作モデルの特徴だ。

一体型クロノグラフCal.4401の動作や繊細な仕上げ、オープンワークが施された22Kピンクゴールドのローターの造形や滑らかな動きを眺められる。

コラムホイールやハンマーが躍動する様子が確認できるのも愛好家にはうれしいポイント。新型ムーブメントを収めるため、ケースはこれまでよりやや厚みが増している。