浅野忠信がカンヌ国際映画祭で着用していた時計はショパール

世界のセレブたちがどんな時計を着けているのか、ワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は朝ドラ「おかえりモネ」での演技が話題沸騰の俳優、浅野忠信が着用するショパールを紹介する。

沼本有佳子:文
Text by Yukaco Numamoto
2021年8月27日掲載記事


マルチな才能を持つ俳優、浅野忠信

浅野忠信

Photograph by Laurent KOFFEL / Getty Images
2015年5月に開催された第68回カンヌ国際映画祭でのショット。「ある視点」部門で正式招待された黒沢清監督の「岸辺の旅」出演者として同地に赴いている。なお、この時はマーティン・スコセッシ監督作品「沈黙-サイレンス-」の役作りのために髪を剃っている。

NHKの連続テレビ小説(通称、朝ドラ)に出演し、大人の色気を振りまく浅野忠信は俳優、ミュージシャン、DJ、画家、とマルチな才能を持つ。「唐人街探偵 TOKYO MISSION」や「モータルコンバット」、9月公開の「MINAMATA」など、話題作に続々出演している浅野着用のショパール「L.U.C XPS」を紹介しよう。


ショパール「L.U.C XPS」

ショパール L.U.C XPS

 浅野忠信はレッドカーペット登場時、トム・フォードのタキシードにショパールL.U.C XPSをコーディネートしていた。隙のない構築されたシルエットの袖口からシルバー文字盤の美しさが覗く。世界中の俳優が集う華やかな場の中でも、一際オーラを放つ存在感だ。

 レッドカーペットやフォトコール時でもエレガントな存在感を放つL.U.C XPS。そぎ落とされた控えめなデザイン、タキシードの装いにも映える薄型ケースでありつつ、ツインバレルによって約65時間のパワーリザーブを可能とする機械式自動巻きムーブメントを搭載している。

ショパール L.U.C XPS

ショパール「L.U.C XPS」
自動巻き(Cal.L.U.C 96.12-L)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KWG(直径39.5mm、厚さ7.13mm)、30m防水。販売終了。


カジュアルスタイルにラフに合わせるロレックスも

 プライベートでさまざまな表情を見せることでも知られる浅野忠信。個展を開催するほどに絵画にも力を入れており、そんな彼の作品はインスタグラムやツイッターでも見ることができる。

 そんな作品と共にSNSにアップされている数あるプライベートショットの中で、ツイッターで1000件、インスタグラムでは6600件を超えるイイネを得ているのがロレックス「オイスター パーペチュアル」の着用カットだ。光の加減によってダイアルの印象を変えるオイスター パーペチュアルは、多面的な才能を持ち、成熟した男の色気を感じさせる浅野忠信のイメージにリンクすると言える。現在はオイスター パーペチュアルですら品薄状態が続きくため、いくつかの候補のなかから見比べてじっくり選ぶ、という行為も難しいが、彼のように自らの雰囲気にフィットする時計に出合いたいものである。


【86点】ロレックス / オイスター パーペチュアル ヨットマスター 40

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