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パリのグランパレでカルティエの歴史的逸品にふれる(1/2)

「2 本のフェーン(シダ)の葉」 ブローチ。カルティエ パリ。1903 年。プラチナ、ダイヤモンド。
アーネスト・カッセル卿に販売。「カルティエ コレクション」。Nils Herrmann, Cartier Collection © Cartier

 

 パリのグランパレ(GRAND PALAIS,GALERIES NATIONALES)で開催されているふたつの展示会において、カルティエの貴重なジュエリーピースが公開されている。

 公園や庭園に関連した芸術史を、絵画、彫刻、オブジェなど多様な展示品で俯瞰する試みとして話題を呼ぶ「ジャルダン(ガーデン)」展(3月15日〜7月24日)では、キュレーターのローラン・ル・ボンが「カルティエ コレクション」の中から、17点のジュエリーを選んだ。「花」といえば、長きにわたってカルティエの創作欲を喚起し続けている自然モチーフである。20世紀初頭に確立されたガーランドスタイル、1920年代におけるトゥッティフルッティ スタイルを経て、1941年に完成した揺れ動くフラワーブローチでは、その結実として圧倒的な自然の描写力を完成した。カルティエのクリエイションによって超自然の領域にまで足を踏み入れた自然の美が横溢する。

「フラワー クリップ ブローチ」。カルティエ パリ。スペシャルオーダー。
1941年。プラチナ、ホワイトゴールド、ダイヤモンド。「カルティエ コレクション」。
Nils Herrmann, Cartier Collection © Cartier

 

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