コンパクトな薄型複雑モデル、オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」登場!

2025.03.08

オーデマ ピゲより、新作「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」が発表された。本作は、薄型自動巻きフライングトゥールビヨンムーブメントを搭載したモデルであり、直径38mm、厚さ9.6mmのコンパクトなサイズを実現している。

ダイアルには、2023年に発表されたヤン・フォン・ケーネルとの共同製作によるエンボスパターンが施されている。ケースは18Kサンドゴールド製。

ミニマルなデザインに、ブリリアントカットダイヤモンドが輝きを添える

 オーデマ ピゲより、新作「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」が発表された。本作は、同社が38mmケースに対して初めて自動巻きフライングトゥールビヨンムーブメントを搭載したモデルである。

 ダイアルには、ケースに調和したサンドゴールドカラーのPVD加工が施され、外側に向かって同心円状に広がる波紋のようなエンボスパターンが与えられている。このパターンは、スイスのギヨシェ職人であるヤン・フォン・ケーネルと共同で製作されたものだ。6時位置には開口部が設けられ、ダイアルと高さを揃えたフライングトゥールビヨンが配されている。

オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」Ref.26665SG.ZZ.D209CR.01
ワントーンのシンプルなデザインに、ブリリアントカットダイヤモンドが輝きを添える。6時位置には、浮遊しているかのように見えるフライングトゥールビヨンが配されている。自動巻き(Cal.2968)。33石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18Kサンドゴールドケース(直径38mm、厚さ9.6mm)。3気圧防水。要価格問い合わせ。

 ケースは、金や銅、パラジウムを用いた合金である18Kサンドゴールド製。柔らかな印象の色合いは、光の当たり具合によってホワイトゴールドのようにもピンクゴールドのようにも見える。

 ケースへの装飾性の高さも本作の魅力だ。ヘアラインとポリッシュとの磨き分けやラグを中空とした構造が立体感をもたらし、ミドルケースやラグ、リュウズにちりばめられたブリリアントカットダイヤモンドがきらびやかな輝きを放つ。

ケースバックからはムーブメントを鑑賞することができる。複雑な面取りが施された受けやオープンワーク仕様のローターなど、見所満載だ。

 ストラップは、ベージュカラーのアリゲーター製のものが装着されている。ステッチがなく大きな竹斑が印象的なデザインによって、時計全体のドレス感を引き上げている。18Kサンドゴールド製のフォールディングバックルが組み合わされており、ここにもブリリアントカットダイヤモンドがセットされている。

 本作が搭載するCal.2968は、厚さわずか3.4mmの薄型自動巻きフライングトゥールビヨンムーブメントだ。トゥールビヨンキャリッジにチタンを採用し、さらに構造を見直すことで、優れた信頼性、エネルギー効率、精度を確保している。

CAl.2968

薄型の自動巻きフライングトゥールビヨンムーブメントを搭載するCAl.2968。トゥールビヨンキャリッジに軽量なチタンを採用し、動力の伝達に至るまでの構造を見直すことで、信頼性、エネルギー効率、精度を向上させている。



Contact info:オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


オーデマ ピゲのマニュファクチュール化がもたらした常識外れのシンメトリー「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン クロノグラフ」

FEATURES

オーデマ ピゲ 細部に宿る強烈な個性


5年間でさまざまな進化を遂げている「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」その足跡を追いかける